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究極の番狂わせ!4,800スクリーンの新作『ランド・オブ・ザ・ロスト』惨敗-6月8日版【全米ボックスオフィス考】(1/2)

究極の番狂わせ!4,800スクリーンの新作『ランド・オブ・ザ・ロスト』惨敗-6月8日版
まだまだしがみつくぜ~! (映画『スター・トレック』より) - (C) 2008 Paramount Pictures. Star Trek and Related Marks and Logos are Trademarks of CBS Studio Inc. All Rights Reserved.

 今週の全米ボックスオフィスのチャート争いは意外や意外、期待されていたウィル・フェレル主演の映画『ランド・オブ・ザ・ロスト』(原題)が王座を奪えなかったばかりか、初登場第3位という不本意な結果に終った。ライバルである新作コメディー映画『ザ・ハングオーバー』(原題)が先週第1位に輝いた映画『カールじいさんの空飛ぶ家』とデッドヒートの末、王座をもぎ取るという波乱のチャート争いとなった。

 日曜の時点で、各スタジオが提出した週末興行成績の予想統計では、ピクサーの『カールじいさんの空飛ぶ家』が第1位になるという公算が非常に多く、大手の業界誌オンラインでもその旨を報道するところが相次いだ。だが、月曜日に提出されたスタジオの最終統計を照らし合わせてみると、何とR指定の大人向け(!?)コメディー『ザ・ハングオーバー』(原題)が、大接戦の末に『カールじいさんの空飛ぶ家』を破って、全米映画第1位の座を獲得するという結果になった。

 3,269館、4,500スクリーンで封切られ4,498万ドル(約44億9,800万円)の興行収入を上げた『ザ・ハングオーバー』(原題)は、ヴィンス・ヴォーン主演のコメディー作品『ウエディング・クラッシャー』や2003年の映画『アダルト♂スクール』などと同系統の大人向けコメディーだ。『カールじいさんの空飛ぶ家』と比べると、どう見ても万人向けとは言いがたい作品である。しかし、『ザ・ハングオーバー』(原題)は封切り当日の6月6日(金)に、いきなりチャートのトップに躍り出て、一時は『カールじいさんの空飛ぶ家』に王座を奪われたものの、結局今週のボックスオフィスの王座を勝ち取った。

 『カールじいさんの空飛ぶ家』は、4,414万ドル(約44億1,400万円)の収入を記録して、最終的には第1位となった『ザ・ハングオーバー』(原題)と最後まで熱戦を繰り広げた。第2位になってしまったものの『カールじいさんの空飛ぶ家』はたった35パーセントの下降率にとどまり、封切り後10日間の総合収入は1億3,730万ドル(約137億3,000万円)だ。また、オープニング記録を見てみると、ピクサーの大ヒット映画『ファインディング・ニモ』とほぼ一緒で、同じピクサー作品の映画『ウォーリー』『カーズ』を大きく上回るパフォーマンスを見せている。

 今週の第3位は、前出の『ランド・オブ・ザ・ロスト』(原題)。大不振で1,884万ドル(約18億8,400万円)の成績だった。当たってくだけてしまった作品などと業界紙で言われてしまっているこの映画は、1970年代のテレビシリーズのリ・イマジネーション(新しい要素も取り入れたリメイクという意味)である。3,521館、4,800スクリーンという大型公開にもかかわらず、コメディーとSFのコンビネーションというどっちつかずのジャンルで映画ファンを戸惑わせてしまった点と、現代っ子には大してなじみのないテレビ番組のリメイクということ、そして2003年の映画『エルフ ~サンタの国からやってきた~』を除いては、ファミリー映画の代名詞とはいえないウィルが主演ということも災いして、頼みの綱であった親子連れの足も遠のいてしまい、総括すると観客を引き付けることができなかったようだ。


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