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堤真一が天才外科医“ブラック・ジャック”に 映画「孤高のメス」

堤真一が天才外科医“ブラック・ジャック”に 映画「孤高のメス」
天才外科医役の堤真一(左)とヒロインの夏川結衣

 医療制度のタブーに鋭く切り込んだ現役外科医による医療小説「孤高のメス」が俳優、堤真一主演で映画化されることが6月30日、わかった。

 “医療は患者のためだけにある”という信念を胸に、腐敗した病院体制や医療制度と闘い続ける天才外科医・当麻鉄彦の姿を描く社会派ドラマ。法律的タブーを犯しても患者を助けるヒューマニズムが貫かれ、実写版「ブラック・ジャック」とも言える内容だ。

 原作者の大鐘稔彦氏は、閉鎖的な日本の医療界で、がんの告知問題など組織より患者側に立った医療を推進する外科医で、約6,000件という膨大な手術経験を持ち、現在は淡路島の診療所でへき地医療に従事している淡路島の“ブラック・ジャック”。問題改善を目指して自らの体験を基につづった同名小説は、幻冬舎から2007年1月に全6巻の文庫シリーズとして出版され、4か月で一気に70万部を売り上げた。

 堤は、メガホンを取る成島出監督から、以前、映画『フライ,ダディ,フライ』(2005年公開)でタッグを組んだ縁で、本作の台本を手渡されて読んだところ、当麻役にいたく共鳴し出演を快諾した。

 外科医役は、テレビ朝日系ドラマ「白い巨塔」などで何回か経験済み。だが今回は「脚本を読んだとき、現代では失われがちな“父性”を主人公に感じ、多数派に属することのない、その姿勢に強く共感することができました。単に、理想的な医療のあり方を描くものではなく、“人として、どうあるべきか”という個人の生き方を描いている映画として観ていただきたいと思います」と気持ちがノッている様子だ。

 ヒロインの看護師、中村浪子には、夏川結衣が決定。「人の命を預かる看護師を演じるのは、初めてなので、成島監督の演出に身を委ね、新鮮な気持ちで新しい自分を発見したいと思います。本格的医療を描いた説得力のある台本にほれ込み、映画『油断大敵』でご一緒させていただいた成島監督とぜひもう一度! という思いもあって、迷うことなく出演を決めました」と意気込んでいる。

 7月5日にクランクインし8月中旬まで撮影が行われ、来年初夏に公開予定。原作者の大鐘氏は、「原作は2,400枚もの長編である。テレビドラマで連続物ならまだしも、一回勝負、2時間そこそこの映画におさまるべくもないと。しかし、混迷せる医療界に何としても頂門の一針を、と訴えるスタッフの熱意に打たれた。俊英、成島出監督の演出手腕と、俳優諸氏の妙技に期するところ大である」と期待のコメントを寄せた。ダンディーな堤の華麗なメスさばきに注目が集まりそうだ。


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