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衝撃の感動作ウィル・スミス主演『7つの贈り物』が日本人に受け入れられた理由とは?

衝撃の感動作ウィル・スミス主演『7つの贈り物』が日本人に受け入れられた理由とは?
映画『7つの贈り物』より - (c) 2008 Columbia Pictures Industries, Inc. and Beverly Blvd LLC. All Rights Reserved.

 世界的スターのウィル・スミスが映画『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督と再びタッグを組んだ衝撃の感動作『7つの贈り物』。実はこの作品、本国アメリカで激しい賛否両論が巻き起こったのとは対照的に、日本では泣ける感動作として本国以上の評価を勝ち取っている。

 本作は過去に起こったある事件を機に、心に傷を負った男ベン・トーマス(ウィル・スミス)が、見知らぬ7人の他人に対して、彼らの人生を変えてしまうほどの贈り物をするというストーリー。ウィル・スミスがこれまでのイメージを一新して、影のある寡黙(かもく)な男を熱演し、俳優としての新境地を開いた作品だ。

 そんな映画『7つの贈り物』の見どころは、ズバリ、主人公ベンの行動があまりに謎めいているという点。なぜ彼は贈り物をしようとしているのか? そしてなぜ、贈り物の届け先が特定の7人でなければならないのか? 映画はその答えのヒントを小出しにしながら、まったく予想のつかない結末を迎える、ミステリー要素も強い内容なのだ。

 具体的な説明がほとんどないまま進行するストーリー展開に、本国では「まわりくどい」と否定的な観客も少なくなかったそうだが、日本ではむしろ「最後までハラハラした」と謎解きの楽しみとラストの衝撃が相乗効果となって、観客の心に深く突き刺さったようだ。映画を観ながら、各キャラクターの心理を自分で想像する……いわば「行間を読む」感覚が存分に味わえるのも日本人好みだったといえるだろう。ベンの行動を通して人間のあるべき姿を考えさせ、ヒューマンドラマとしても見応えたっぷりだ。

 また、主人公ベンと、贈り物の受取人として選ばれた難病を抱えるヒロイン(ロザリオ・ドーソン)とのあまりに切ないラブストーリーは、現実的な近年のアメリカの映画ファンよりも「映画で泣きたい」と考える日本人のほうが素直に受け入れることができたのかもしれない。最終的に観客の感性に答えを委ねた映画『7つの贈り物』が、日本で高い評価を得ていることに、親日家として知られるウィル・スミスもきっと喜んでいるはずだ。

映画『7つの贈り物』DVD(税込み:3,990円)とブルーレイディスク(税込み:4,980円)はソニー・ピクチャーズエンタテインメントより9月2日発売


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