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ガイ・リッチー、次回監督作品はアメコミヒーロー映画

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ガイ・リッチー監督
ガイ・リッチー監督 - David Aguilera / FilmMagic / Getty Images

 ロバート・ダウニー・Jrがシャーロック・ホームズ、ジュード・ロウが相棒のワトソンを演じ、ガイ・リッチー監督が描くまったく新しい映画『シャーロック・ホームズ』が期待されているが、そのガイ監督が今度は人気アメコミヒーローの映画化作品でメガホンを取ることが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙のブログ版が、ワーナー・ブラザーズとシルヴァー・ピクチャーズとウィード・ロード・ピクチャーズの3社が共同で映画化するDCコミックの「ロボ(Lobo)」でガイが監督することが決まったと伝えた。作品は、映画『マトリックス』シリーズのジョエル・シルヴァー、映画『天使と悪魔』のアキヴァ・ゴールドマン、映画『リベリオン』のアンドリュー・ローナがプロデュースし、ワーナーは視覚効果を多用したPG-13(13歳未満の鑑賞には保護者の強い同意が必要)の映画として製作する予定だ。

 「ロボ」の主人公であるロボは不死身の再生能力を持つ異星人の賞金稼ぎで、その行動も外見もアンチヒーローであるが、場合によっては味方となってヒーローとして戦ってくれるときもある異色のキャラクターである。本企画は、プロデューサーのジョエルが10年も温めていた企画で、以前はダグ・リーマンが監督候補に挙がっていたが、新作『シャーロック・ホームズ』の撮影を終えたばかりのガイが監督に決まり一気に製作が進んだ形だ。撮影は来年初めから開始される見込みで、脚本は映画『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のドン・ペインが手掛ける。アンチヒーローであるロボがRではなくPG-13映画として製作されるのには多くのコミックファンが落胆の声をあげているが、ガイ監督の映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』のような雰囲気の映画になるといわれているので、通常のアメコミヒーロー映画とは異なる作品になるかもしれない。

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