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50代にして起死回生のチャンス!涙目のヘヴィメタ野郎アンヴィル!「オレは絶対にあきらめない!」

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サーシャ・ガヴァシ監督とアンヴィルのロブ・ライナー、スティーヴ・“リップス”・クドロー
サーシャ・ガヴァシ監督とアンヴィルのロブ・ライナー、スティーヴ・“リップス”・クドロー

 夢を捨てきれないヘヴィメタバンド、アンヴィルを追ったドキュメンタリー映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』の公開に先駆けて来日したアンヴィルのボーカリスト、スティーヴ・“リップス”・クドロー、ドラマーのロブ・ライナー、そして監督であるサーシャ・ガヴァシに話を聞いた。

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』

 一時期人気を博したにもかかわらず、売れずに消えたアンヴィルたちを再び表舞台に引き戻したガヴァシ監督は「15歳のときに彼らの演奏を聴いてぶっ飛んだ。一瞬で夢中になったんだ」と笑顔で当時を振り返る。「あれから30年経って、ふと連絡を取ってみたんだ。まだバンドを続けていたなんて夢にも思わなかったね(笑)」とアンヴィルの息の長い活動に驚きを隠せなかったようだ。

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 ガヴァシ監督はメタルの魅力について「ラウド、プラウド、そしてクレイジー。バカでかい音に誇りがある。大人になるにつれ洗練されてしまった部分もすべて取っ払ってしまうパワー、それがすべてを語るんだ。生きている証を感じられる」と熱く語り、「アンヴィルは最高だ。僕は初めて夢中になったあのころから彼らのファンで、今でもファンであり続けている」と目を輝かせた。そんなガヴァシ監督の言葉にリップスは「メタルというのは単なるジャンル名でしかない。生きるというのは自分の感情を表に出すこと。表現することだ。自分が本当に大好きなことへの愛で人生を満たすべきだ」とつけ加え、ロブも「メタルは自分にとって最高に輝けるドラミングができる音楽さ」と笑顔を見せた。

 本作は、売れないがゆえに給食センターで働くリップスの姿で幕を開け、厳しい現実が浮き彫りになるシーンが続く。しかし同時に夢への情熱が鮮やかに浮かび上がり「オレは絶対にあきらめない!」と涙目で叫ぶリップスの姿が胸に突き刺さる。安定よりも夢を選んで生き続け、50代にして起死回生のチャンスを手に入れたアンヴィルの2人は、夢を忘れかけている同世代に向け「オレたちは今まさに夢の中を生きている。遅すぎることはない。絶対に遅すぎることはない!」と叫ぶ。そんな彼らに現在の新たな野望を聞いてみると「もっとメタルをしたい。モア・メタルだ。むちゃくちゃにやってやるぞ。あと30枚はアルバムを出す!」と断言。心の底からメタルを愛し、死ぬまで夢を追いかけるという強い決意をにじませていた。

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』は10月24日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開

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