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『カールじいさんの空飛ぶ家』監督・原案・脚本ピート監督、家族への思いを映画に込めた感動秘話

『カールじいさんの空飛ぶ家』監督・原案・脚本ピート監督、家族への思いを映画に込めた感動秘話
お茶目なピート・ドクター監督

 ディズニー・ピクサーの最新作映画『カールじいさんの空飛ぶ家』で監督・原案・脚本を手掛けたピート・ドクターが、自身の愛する家族と作品の関係など、本作にまつわるエピソードを明かしてくれた。

 最愛の妻エリーを亡くしたカールじいさんこと、カール・フレドリクセンの冒険を描く映画『カールじいさんの空飛ぶ家』。カールにとってエリーは、苦楽を共にした最高のパートナーであると同時に、人生を楽しむことを教えてくれた恩人でもあるのだが、実はピート監督にとって、自身の妻こそがエリーのような存在なのだという。「妻はエリーのように人生を楽しむ人。彼女は仕事に没頭し過ぎてしまう僕に、子どもと遊ぶ時間を作ってくれたり、息抜きをするように導いてくれるんだ」と打ち明けるピート監督。とにかく仕事の虫で、身の回りのことなどお構いなしらしく、「もしも妻がいなかったら、今ごろ僕はダンボール箱に住んでいたかもしれないね」と笑う。

 さらにピート監督は、少女時代のエリーの声を、実の娘であるエリー・ドクターが担当した経緯についても教えてくれた。スクリーンテストのために入れた娘エリーの声が、カールの声を務めたエドワード・アズナーに絶賛されたことがきっかけだったという。「実際はプロの俳優にやってもらうつもりだったんだけど、仮で入れた娘の声をエドが最高だと言ってくれたので、そのまま採用することになったんだ」と振り返る。「少女時代のおてんばなエリーはわたしの娘とそっくり。声を吹き込んだのは娘が7歳のときなんだけど、映画が完成したときは10歳になっていた。この作品は娘の成長記録のようなものさ」と目を細めるピート監督は、すっかり父親の表情になっていた。

 また、カールのキャラクターを考案するにあたって、ピート監督は敬愛する祖父をモデルとして取り入れたそうで、「自分の意見をしっかり持ち、ガンコで気難しいおじいさんがアニメの主人公に向いていると思った。僕の祖父や俳優のスペンサー・トレイシー、ウォルター・マッソーなど、偉大な老人たちの要素を入れて作ったんだ」と明かす。ピート監督が愛する家族への思いを込めて作り上げ、アニメーションを超えた感動作として世界中から称賛された『カールじいさんの空飛ぶ家』。妻との思い出の詰まった家にたくさんの風船を付け、大空へと旅立つカールじいさんの物語から、人を愛すること、人生を楽しむことなど、ピート監督の大切なメッセージを感じてほしい。

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』は12月5日より全国公開


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