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日本人は複雑…南京事件映画にトム・クルーズ、トム・ハンクス、ブラッド・ピットが?チャン・イーモウ次回作

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この3人の共演は見たいものの日本人としては複雑な題材
この3人の共演は見たいものの日本人としては複雑な題材

 映画『HERO』や『王妃の紋章』のチャン・イーモウ(張芸謀)監督の次回作品へ、トム・クルーズトム・ハンクスブラッド・ピットというハリウッドの大スターたちが出演するかもしれない。

 イーモウ監督作品を製作してきたプロデューサーのチャン・ウェイピン(張偉平)がChina.orgに対して語ったところによると、イーモウ監督の次回作『ザ・サーティーン・ウィメン・オブ・ジンリン』(原題)は1億ドル(約90億円)を超える制作費をかけて製作される超大作となり、今年の初めからハリウッドのA級スターたちに出演オファーを出しているとのこと。オファーを出した中で、トム・クルーズ、トム・ハンクス、ブラッド・ピットの3人が出演に興味を示しており、出演するかの最終決断は彼らのスケジュール次第だそうだ。本作は、ゲリン・ヤン(厳歌苓)の小説を基に、1937年の南京事件を背景に、13人の中国人娼婦たちが戦争から避難するために南京の教会へ逃げ込むストーリーだ。映画は『シンドラーのリスト』のように人間性を描く物語で、出演が決まればハリウッドスターは南京の教会の牧師役を演じるだろうといわれている。撮影は、来年の10月から開始される予定だ。

 トム・クルーズ、トム・ハンクス、ブラッド・ピットらハリウッドの大スターが中国映画へ出演するだけでも驚きだが、現在でも議論が続けられている「南京大虐殺」に関する映画を、多額の制作費をかけてイーモウ監督がどのように描いていくのか興味深いところだ。

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