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ロン・ハワードの娘、加瀬亮が出演するガス・ヴァン・サント監督作をプロデュース!

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ブライス・ダラス・ハワード
ブライス・ダラス・ハワード - Photo:Nobuhiro Hosoki

 ロン・ハワード監督の愛娘で女優のブライス・ダラス・ハワードが、出演映画『The Loss of a Teardrop Diamond』(原題)について語ってくれた。本作は、1920年代のメンフィスを舞台にした大農園主の娘の恋愛ドラマ。劇作家テネシー・ウィリアムズの死後に発見された脚本を映像化した作品だ。

 映画『アポロ13』『天使と悪魔』などで知られるロン監督の娘として生まれたブライス。これまでに映画『ヴィレッジ』『ターミネーター4』などに出演し、印象を残している若手女優だ。「14歳のときに、ゲイリー・シニーズ主演のテネシー・ウィリアムズ作『欲望という名の電車』を観劇したの。それに衝撃を受けたわたしはゲイリーが旗揚げしたステッペンウルフ・シアター・カンパニーというドラマスクールで学んだの」と女優としての出発点を語る。

 そして偶然にもウィリアムズ脚本の本作で主演することになった。演じるフッシャーはメンフィスに住む女性で、その彼女を演じるために南部なまりをマスターしなければならなかった。「わたしの妹の友人が、2歳になる息子のベビーシッターなんだけど、彼女が南部出身だったの」と身近な女性から学んだことを明かし、「実はその彼女の個性を映画に少しだけ生かしながら、このキャラクターを演じたわ。勇敢で自己主張をしっかりするところがこのキャラクターにそっくりで、完成した作品を観た彼女はすごく共感が持てると喜んでくれた(笑)」とうれしそうに語る。

 さらにブライスは女優活動だけでなく、ガス・ヴァン・サント監督の新作をプロデュース中だという。「できる限りガス監督の邪魔にならないように参加している感じ(笑)」と明かす作品のタイトルは未定だが、日本からは加瀬亮の参加が予定されている。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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