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しょこたんの才能爆発!イラスト約500点の画集は人生を凝縮!流血、アニオタやりたい放題!

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自画像が表紙というところに、しょこたんの本気度がうかがえます。
自画像が表紙というところに、しょこたんの本気度がうかがえます。

しょこたんこと中川翔子が発売した初のイラスト集「ミラクルスケッチ」の中で、自身の映画への愛を奇想天外な独特のタッチで表現して話題を呼んでいる。タレント、歌手、声優、女優、ブログの女王として大活躍中の中川は、イラストが得意なことでも有名だが、本イラスト集では、映画通としての一面も垣間見える。

 中川が4歳のころから描き続けてきたというイラストの数々を1冊の本にまとめ上げたこの本には、本邦初公開の幼少期時代の絵から雑誌やテレビの企画で描いたイラストなど合計約500点が収録されている。何と言っても特徴的なのが、本人のかわいいビジュアルとは正反対のホラー色満載で描かれているグロいイラストとアニメオタクらしいキャラクターもののイラスト。中川が「脳みそをインクとして描いた」というのが納得できるほど、自身の世界観を存分に発揮した内容となっている。

 特に注目すべきは、約500点のイラスト集の中に約40点含まれている映画関係のイラスト。大ファンだと公言し神とあがめている、ブルース・リーやジャッキー・チェンの作品はもちろん、映画『死霊のはらわた』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』など、血みどろ系のホラー映画のイラストが多数登場する。グロいホラー映画が大好きな中川だけあって、映画『サンタ・サングレ/聖なる血』『ホーリー・マウンテン』『サスペリア』『フェノミナ』など、かなりマニアックな趣味がさく裂しており、そのイラストはただでさえ強烈なシーンを中川の脳内変化によりさらに恐怖度が増して表現されているのはさすがだ。基本的に流血シーンが好みのようだが、中には映画『男はつらいよ』やチャールズ・チャップリン主演『街の灯』など、幅広いジャンルも網羅されており、ホラーだけではない中川の映画通な一面もうかがえ、新鮮な発見といえる。

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 このほかにも、中川が9歳のときに白血病で亡くなった、俳優だった父・中川勝彦が描いたデッサンも掲載されている。絵のタッチは中川と異なり正統派だが、中川の絵の才能は父親の遺伝子を受け継いでいることがわかる。人見知りで絵を通して人とコミュニケーションを取ることを学んだという中川。本イラスト集について、中川本人が「これまでの人生、これからの自分を伝えていく、生きた証」とう表現するように、まさにしょこたんの軌跡をたどることのできる一冊だ。

「ミラクルスケッチ」は洋泉社より発売中(税込み:2,100円)

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