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14歳の少女が物語冒頭で殺される!深刻な社会問題を彷彿とさせる『ラブリーボーン』の衝撃の中身

14歳の少女が物語冒頭で殺される!深刻な社会問題を彷彿とさせる『ラブリーボーン』の衝撃の中身
映画『ラブリーボーン』 - (C) 2009 DW STUDIOS L.L.C. ALL RIGHTS RESERVED

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を世界的に大ヒットさせたピーター・ジャクソン監督の最新作映画『ラブリーボーン』は、物語冒頭で主人公が殺されるというショッキングな設定と深刻な社会問題を彷彿(ほうふつ)とさせる衝撃の内容に、公開前から注目が集まっている。

 アリス・シーボルドによる世界的ベストセラー小説をベースに、主人公である14歳のスージーが、殺害された後に天国から崩壊する家族と初恋の人を見守り続け、成長を遂げていく姿を描く本作。ジャクソン監督がこの衝撃的原作を手にしたのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の編集作業に取り組んでいたときのこと。デビュー作からオリジナリティーあふれる作品を世に生み出してきた監督だけに、主人公である14歳の少女が殺害されるというショッキングな出来事からスタートする物語に、強いシンパシーを感じたのもうなずける。

 自身父親でもあるジャクソン監督にとって、誘拐や家出によって行方不明になってしまう子どもたち、「ミッシング・チルドレン」の問題を彷彿(ほうふつ)とさせるストーリーは、ひとごとではなかったようだ。アメリカでは年間100万人を超える子どもたちが突然消息を絶っていると言われており、本作の主人公の家族が見舞われる悲劇がまったくの作り話ではないことに驚かされる。ジャクソン監督は犯罪の恐ろしさやむごさ、被害者家族の心情を丁寧に描きながら、家族のきずなや愛についてメッセージを送っている。

 現実に起きている事件とショッキングな幕開け。原作に魅了された巨匠スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の下、何よりも同じことの繰り返しを嫌うジャクソン監督が、お得意のスプラッターでもなく、コメディーでもなく、シンプルに大切な人を失った者たちの深い悲しみと再生を描いた感動のドラマをしっかりと見つめたい。

映画『ラブリーボーン』は1月29日より全国公開


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