女子のあこがれサラ・ジェシカ・パーカー、夫や子どもたちについて赤裸々に語る！
映画『噂のモーガン夫妻』に主演したサラ・ジェシカ・パーカーが、共演者のヒュー・グラントや自身の家族について語った。劇中では夫の浮気が発覚し、あわや離婚か!? という事態に見舞われたサラだが、実生活でのサラは夫や子どもたちとどんな関係を築いているのだろうか。女性たちのあこがれの的であるサラの素顔に迫った。
今回の撮影は、5週間も家族と離れ離れになってつらかったというサラだが、共演者のヒューの存在が彼女の心の支えになっていたようだ。ヒューは共演する際、サラに「自分は気難しいから一緒に仕事しづらいぞ」と言ったそうだ。しかし、それはヒュー独特のジョークで、実際のヒューについて、「とても賢いし、ユーモアも演技力も抜群で、細かいところにまで気を配る素晴らしい人。彼は最高よ」と絶賛したサラの言葉から、和気あいあいとした撮影現場の様子がうかがえた。
本作は、夫の浮気が原因で夫婦の危機を迎えるセレブ夫妻が、ある事件をきっかけに夫婦関係を見つめ直していくラブコメディー。サラ自身もコメディーが大好きなジャンルであるそうだが、その理由は「わたしの兄弟たちはすごく面白くて、笑いの絶えない家だったの。だからコメディーが好きだったんだと思う」と分析した。また、女優として活躍する今の自分があるのは「芸術に親しませながら育ててくれた両親のおかげ」とも。「両親は芸術が好きで、家族そろって一日中レコードを聴いたり、ラジオ番組を聴いたりするのが生活の一部だったの。あまり裕福ではなかったから、お金のかからない芸術の楽しみ方を教えてくれたというわけね」と今の華やかな立場からは想像もつかない子ども時代のエピソードを教えてくれた。
そうした子ども時代の環境が、現在の子育てにも大きな影響を及ぼしていると語るサラ。夫マシュー・ブロデリックも同じ考えを持っているそうで、「わたしもマシューもセレブとは無縁の子ども時代を送り、いい仕事をしたいという気持ちだけを持ち続けてここまで来たの」と夫婦の価値観が一致していることを明かした。「そう考えると、わたしやマシューが育った環境と子どもたちが置かれている環境はあまりにも違うわね。だから、子どもたちに現実的な価値観を教えるのも、わたしたち夫婦にとっての素晴らしいチャレンジなの」と子育て論を展開させた。
本作では、ヒュー・グラントふんする夫の浮気が原因で、離婚の危機に直面するセレブ夫婦を好演したサラ。実際のサラは愛する夫のマシューと地に足のついた子育てをしており、劇中の夫婦のような危機が訪れることはなさそうだ。
映画『噂のモーガン夫妻』は3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開
