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アカデミー賞でNGになったサシャ・バロン・コーエンの『アバター』寸劇の内容【第82回アカデミー賞】

アカデミー賞でNGになったサシャ・バロン・コーエンの『アバター』寸劇の内容
「キャメロン監督に観てもらいたかったなー」サシャ・バロン・コーエン - Ray Tamarra / Getty Images

 アカデミー賞まで秒読み段階となったハリウッドだが、プロデューサーや出演者たちは授賞式でのセリフやジョークねたなど、最終チェックに忙殺されている。

 そんな大忙しの中、日曜日の授賞式本番で演じられることになっていたサシャ・バロン・コーエンとベン・ステラーが出演する『アバター』を扱ったギャグねたがドタキャンされることになった。

 NG判断を下したのは、アカデミー賞授賞式のプロデューサーで製作の責任者に当たるビル・メカニック氏。実はこのビル氏、キャメロン監督が『タイタニック』の撮影中に製作・配給会社だった20世紀フォックス社で責任者を務めていた御仁である。

 最終的にスーパー・ヒットを記録したものの、製作中の『タイタニック』は予算オーバーなどトラブル続きで、製作陣にとってはまさに修羅場だったといわれている。そんな時期のキャメロン監督と密な仕事関係にあったビル氏は当然キャメロン監督の“有名な気質”にも精通している。そんなビル氏が『アバター』のギャグにチェックを入れたときに、「これは、ジムがキレて会場を出て行ってしまう恐れもある」というタダならぬ理由でNG出しを決定した。一体どんな内容のギャグだったのか!?

 ニューヨーク・マガジン誌がすっぱ抜いた情報によるとNGが出たギャグの内容は、まずサシャが全身ブルーづくめで女のナヴィ族として、ベン・ステラーがナヴィ語の通訳として登場する。でもどうやらベンの通訳はかなりいい加減な模様。サシャ演ずるナヴィの女性がそれを察してイラつきだしてついには激怒! 着ていたドレスの前をはだけて臨月のお腹をさらしたかと思うと、キャメロン監督が父親だというジェスチャーをして、やがては下世話ゴシップ番組さながらの大口論バトルに、という筋書きだったらしい。

 以前の商売がらキャメロン監督のユーモアのセンス(またはそのセンスのなさ?)に詳しいビル氏は、「ジム(キャメロン)は自分をネタにして笑う……っていうことはしないタイプだからねぇ」とNGの理由について語っていたとか。ただ、当のキャメロン監督は、ジョークもアカデミー賞という大イベントの大きな要素の一つだとのこと。「オスカーは映画をたたえるものだ。失言や立ち入っちゃいけないようなことも楽しみの一部さ」と関係者の心配とはうらはらに本人は余裕を見せている。(神津明美/Akemi Kohzu)


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