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難病で休養していた林家こん平、闘病記を出版!海老名香葉子と三遊亭小遊三もお祝いに駆け付ける!

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林家こん平、チャラ~ン!
林家こん平、チャラ~ン!

 18日、講談社にて、落語家の林家こん平が自身の闘病を描いた「チャランポラン闘病記」発売記念記者会見に出席した。

 こん平は人気落語番組「笑点」に40年近く出演してきたが、2005年に難病「多発性硬化症」と診断されて以来高座から遠ざかった。2007年にスポットで高座復帰するも現在は一時降板中で、リハビリを続けながら再起を目指している。今回出版された著書は突然の病魔に侵され、はなし家にとって命同然の言葉が不自由になってしまってから2,000日間の泣き笑いの日々を描く闘病記。どうやって病と向き合ってきたのか本人が語るほか、娘や弟子など関係者の証言も織り交ぜ、周囲の支えによってこん平が生きる力を取り戻していく様子をつづっている。

 そしてこの日は、特別ゲストとしてこん平の師匠・故初代林家三平さんの妻である海老名香葉子と、「笑点」の共演者で卓球仲間でもある三遊亭小遊三も登場。二人に挟まれたこん平は「(本を出版できて)こんなにうれしいことはない!」とにっこり。しかしまだ言葉がたどたどしい状態のため、本人がコメントすると、すかさず海老名と小遊三がフォローして詳しく話すという形で会見が進んだ。会見中、こん平をわが子のように「この子」と呼んでいた海老名は「本を読んだら、この子の優しさが表れていて涙が出ました。若いときは暴れて手がかかったけど、今では情が通って親子以上です!」と感無量の様子。そして隣のこん平に「(病気になって)家族のありがたみがわかったでしょ?」と語り掛けると、本人も大きくうなずいていた。

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 一方、小遊三も「こん平さんと卓球で対戦していると、最近は大分ラリーが続くようになりました!」と本人の順調な回復ぶりを強調し、「その回復の秘けつがこの本に込められていますよ!」と本をPR。そして最後にこん平は高座復帰への希望を表明し、おなじみの「チャラ~ン」を満面の笑顔で披露して締めくくった。

「チャランポラン闘病記」は講談社より発売中(税込み:1,470円)

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