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寺島しのぶ、艶やかな黒の着物姿で登場!ベルリンでの受賞がうれしくて「毎日飲んだくれてる」

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寺島しのぶと荒戸源次郎監督
寺島しのぶと荒戸源次郎監督

 24日、シネセゾン渋谷にて、映画『人間失格』大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、先月行われた第60回ベルリン国際映画祭で、映画『キャタピラー』での演技が評価され最優秀女優賞を受賞したばかりの寺島しのぶ、そして荒戸源次郎監督が登壇した。

映画『人間失格』

 世界三大映画祭の一つであるベルリン映画祭で最優秀女優賞を受賞するのは1964年の左幸子、1975年の田中絹代に次いで日本人としては3人目、35年ぶりという快挙を成し遂げた寺島。この日は艶(あで)やかな黒の着物姿で登場し、最初に司会者からベルリンでの受賞を祝福され、会場が大きな拍手に包まれると笑顔をはじけさせた。そして「連日のようにいろんな方からお祝いしていただいて、飲んだくれてます(笑)。まあ、今月いっぱいは浮かれて飲み明かしてもいいかなと思います!」とちゃめっけたっぷりに受賞の喜びを語った。

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 過去に寺島とは、映画『赤目四十八瀧心中未遂』で組んだことのある荒戸監督は「(受賞は)当然。抜きんでた女優さんですから」と絶賛。そして「また機会があったらご一緒したい。結婚してからますますキレイになったし、素晴らしいよね」とうれしそうに隣の寺島に語り掛けていた。

 『人間失格』は小説家・太宰治の代表作品の一つである同名タイトル小説が原作の文芸映画。裕福で恵まれた生まれながら、過剰な自意識が原因で周りの人間となじめず、酒や女におぼれて廃人同様に破滅していく主人公の男・葉蔵(生田斗真)の魂の旅路を描く。

映画『人間失格』は角川シネマ新宿ほかにて全国公開中

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