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桜坂洋のSF小説「All You Need Is Kill」映画化の監督はダグ・リーマンか?

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ダグ・リーマン監督
ダグ・リーマン監督 - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 今年4月に、桜坂洋原作、安倍吉俊イラストによる日本のライトノベル「All You Need Is Kill」(集英社スーパーダッシュ文庫刊)が、ワーナー・ブラザースによって映画化されることが発表され、注目が集まっていたが、どうやら監督が決まりそうだ。

 米Deadline Hollywoodのマイク・フレミングが伝えたところによれば、『ボーン・アイデンティティー』や『ジャンパー』など、スピーディーな映像に定評のあるダグ・リーマン監督が、「All You Need Is Kill」の映画化作品の監督候補としてあがっているとのこと。同小説は、「ギタイ」と呼ばれる謎の生物の襲撃を受ける近未来の地球を舞台に、「ギタイ」と戦う統合防疫軍に入隊した兵士キリヤ・ケイジの奇妙な運命と成長を描くSFアクションだ。キリヤが出撃と戦死を繰り返す、時のループがら脱却しようと奮闘するさまは、ゲームのバッドエンドとリスタートを繰り返すようだと、アメリカでもウケている。

 リーマン監督は、当初、次回監督映画として、ワーナーの『三銃士』が決まっていたが、同じ題材を映画化するサミット・エンターテインメントの3D映画版『三銃士』が先にキャスティングを決め、出遅れたかたちになってしまっていた。ワーナーは『三銃士』の撮影を、今秋から開始する予定だったが、まったくキャスティングは決まっておらず、対するサミット・エンターテインメント版は、オスカー俳優のクリストフ・ヴァルツミラ・ジョヴォヴィッチオーランド・ブルームローガン・ラーマンが出演し、ポール・W・S・アンダーソン監督がメガホンを取ることが決まっている。ワーナーとしては、スタートの出遅れた同じ題材の作品に着手するより、高額で映画化権と脚本を獲得し、注目を集めている「All You Need Is Kill」の映画化を進めたほうが得策であると考えたとみられる。本作の脚本は、すでにダンテ・ハーパーの手によって完成しており、今後製作は急ピッチで進められることが予想される。

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