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伝説の女子ラッパー映画が超満員!中毒性の高い主題歌で紅白を狙う!?

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シッ、シッ、初日を迎えた女子ラッパー
シッ、シッ、初日を迎えた女子ラッパー

 26日、『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』の初日舞台あいさつが行われ、本作主演の「B-hack」の5人(山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真弓)、音楽監督の岩崎太整、入江悠監督が登壇した。

映画『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』写真ギャラリー

 本作の前作にあたる『SR サイタマノラッパー』は、セクシーアイドルのみひろの出演はあったものの、ほぼ無名のキャストによるインディーズ映画であった。しかし、その斬新な内容と、負け犬たちの魂を震わせるような号泣必至のラストシーンなどが話題を呼び、池袋シネマ・ロサと苫小牧シネマトーラスにおける初日動員歴代1位の記録を更新。そして4回に渡るリバイバル上映が行われ、その都度劇場に多くの観客が詰め掛けるなど、インディーズ映画ながら、日本映画界に新風を巻き起こしてきた作品として話題になった。

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 その伝説の映画の続編が公開されるとあって、劇場内は超満員。その客席を見渡した入江監督は「満員になったのは初めてのことで、感無量というか、やっと初日を迎えられたような気がしています」と晴れ晴れとした表情を見せると、音楽監督の岩崎も「本当にお客さんが来てくださるのか、僕ら本当に怖がっていたので、下でチラシを配ったり、宣伝カーを走らせたりと自分たちでいろいろとやっていました。お客さんの顔を見て、まさにこのためにやったんだなという気がしたので、本当にうれしいです」と喜びのコメントを発していた。

 そしてこの日のイベントでは、B-hackの5人が映画主題歌「ワック♪ワック♪B-hack」を披露。「シュッ、シュッ、シュッ!~」と繰り返すフレーズが耳に残り、すでに映画を観た人の間からは中毒性の高い楽曲として話題を集めているが、音楽監督の岩崎も、「とにかく一発で覚えてもらえる音楽を作って欲しいという依頼がありました。それが課題でしたね」と作曲意図を明かす。司会者が「この曲でもしかしたら12月31日(紅白歌合戦)、いけるんじゃないですか!?」と煽ると、俳優・奥田瑛二の娘、安藤サクラも「いけるんじゃないかな!」とノリノリ。すると主演の山田が「むしろ審査員で参加したいです」と思わず脱力するようなコメントを発し、会場を笑わせていた。

 本作は、『SR サイタマノラッパー』をロングランヒットさせた入江悠監督が再びメガホンを取った、待望の青春音楽映画第2弾。今回は群馬県を舞台に、かつてヒップホップ音楽に青春をささげた女子ラップグループ再編の熱いドラマをつづる。

『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』は新宿バルト9ほか全国順次公開

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