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石井聰亙監督が改名!石井岳龍に!ヨーロッパ中からファンがスイスに集結!パンクの帝王と崇拝

石井聰亙監督が改名!石井岳龍に!ヨーロッパ中からファンがスイスに集結!パンクの帝王と崇拝
石井岳龍(がくりゅう)に改名した石井聰亙監督 - Photo:Miyuki Tkamatsu

 7月4日から11日までスイスで開催されたヌシャテル国際ファンタスティック映画祭の10周年記念特別ゲストに石井聰亙監督が招待され、短編を含む9本が上映された。

 ヨーロッパではパンクの帝王と呼ばれ、崇拝されている彼のファンがヨーロッパ中から集まり、石井作品の存在感に改めて圧倒されていた。今回特別企画として、「アジアの逆襲 リミックス・バージョン」を世界初、石井監督による同時ミキシング上映を行い、深夜の上映にかかわらず会場を大いに沸かせた。

 なお、今回の映画祭で正式に、石井聰亙の名前を石井岳龍(がくりゅう)に変更して、活動を継続させることを世界的に発表した。同時に、今年の秋以降に短編1本、新作長編2本の撮影に取り掛かることを発表、新たな作風を世界配信していくことを表明した。現在、神戸芸術工科大学教授としても若い才能のサポートに勤しみ、新作の撮影も神戸を拠点に行われる予定だ。そんな石井監督に単独インタビューを敢行した。

-ヌシャテル国際映画祭で10周年記念特別ゲストとして参加した感想は?

石井:お客さんがとても成熟していますね。この映画祭自体は参加するまで知らなかったのですが、とてもよくオーガナイズされているし、ゲストのことも観客のこともよく考えており、実用的にはとてもよくできた映画祭だと思います。観客もきちんと作品を勉強して観てくれているので、各作品によって客層が違うし、自分たちが選んだ映画を大事に観ている印象があります。スイスという景色もすばらしく、開催時期もサイコーです(笑)。

-“パンクの帝王”として、現地のマスコミにも紹介されていましたが自分の作品のどんなところがヨーロッパ人に受けていると思いますか?

石井:自分では、よくわかりません(笑)。ただ、自分が撮りたい映画を撮ってきただけ。日本では若い人から反響をもらうことが多かったのですが、ヨーロッパでは年配の方も楽しんでくれている様子を見て、とてもうれしい。自分としては、常に前にやってきたことを超えていきたいと思ってやっているので、今後もジャンルにこだわらずどんどん新しいことに挑戦していきたい。

-今年、石井岳龍(がくりゅう)と改名をして、今以上の活動をされていると発表しましたが、なぜ改名を?

石井:実は、ずっと前から名前を変えたかったのです(笑)。高校2年生のときに、親から言われて急に聰亙(そうご)という名前を与えられたのですが、よく漢字を間違われたりしていたので、新作発表のタイミングで改名を決めていました。葛飾北斎が好きなのですが、彼も何度か名前を変えています。自分も、バンド名が変わるような感覚で、改名を決めました。

-新作について、お聞かせください。

石井:神戸芸術工科大学でクラスを持たせてもらっていることもあり、神戸を拠点に長編2本、短編1本を企画中で、撮影を予定しています。
今までは、自分のやりたいことを一つの作品に入れ込もうとしてきたのですが、今後は大小に関係なく、作れる予算内でドンドン量産していきたいと思っています。神戸の大学で教えてきた人材が一緒に働きたいと思える映画人として構築されてきており、デジタル技術の発達で予算も抑えられるようになってきたので、精力的に撮っていきたいと思っています。長編の一つは10月中旬に神戸でクランクインを予定しており、もう一本はファンタジーで来年の3月クランクインを計画しています。大学では、すべての応用が利く新しい職人型アーティストを育てていきたいと思っているので、映画に関する授業は継続しいて行く予定です。(取材・文:高松美由紀 取材場所:スイス、ヌシャテル)


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