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仲村トオルに素朴な疑問!!「なぜトオルは片仮名なの?」『行きずりの街』で主演

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これぞ大人の男……!
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 29日、大分県の由布市湯布院公民館で開催されている第35回湯布院映画祭のクロージング上映で映画『行きずりの街』が上映され、主演の仲村トオル、プロデューサーの國松達也阪本順治監督が登場した。会場は女性ファンが多く来場し、仲村に熱い視線を送っていた。

映画『行きずりの街』場面写真

 年齢を重ねるとともに、大人の俳優としての渋みが増していく仲村が登場すると、会場は一気にヒートアップ。湯布院映画祭は初参加だという仲村は、「湯布院映画祭は映画人のための映画祭だと聞いています。妻(鷲尾いさ子)は以前に(1986年の映画『野ゆき山ゆき海べゆき』で)招待され、それ以降毎年パンフレットを送っていただいております。今年、ようやく僕も映画人として認めていただきました。来年からは僕にもパンフレットを送っていただけると思います」とユーモラスにあいさつし、会場を沸かせていた。

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 そして映画上映後に行われたシンポジウムでは、阪本監督が仲村に投げかけた「そういえばトオル君のトオルはなぜ片仮名なの?」という素朴な疑問に会場は大爆笑。1985年のデビュー映画『ビー・バップ・ハイスクール』のときに、「ポスターの締め切りがあるから芸名を決めろと言われて。共演した清水宏次朗さんが5文字だったので、同じ5文字にするために片仮名にしました」という身もふたもない理由に会場はさらに爆笑に包まれていた。

 また会場の女性からは「会場の女性を代表してお聞きしますが、どうしてそんなにカッコいいのですか?」との質問が浴びせられ、仲村は絶句。阪本監督はニヤニヤしながら「自分で理由を説明するの酷ですよね。でも彼なら言えますよ(笑)」とむちゃぶり。そこで仲村は、田舎の塾の講師にしては走り方がカッコ良すぎると撮影中に監督から言われたというエピソードを挙げて、「でも心の中では、カッコいい走り方については中学生のころから追い求めていたからだと思っていました。野球部でグラウンドを走るときでも、校舎の窓ガラスに映る自分のフォームを確認することが一番重要でしたから」というエピソードに会場は大盛り上がり。すると阪本監督は「田舎の塾の講師にしてはとは言っていないですよ。今回は『あぶない刑事』ではなくて、『あぶない教師』なんだから、教師らしくしてほしいと言っただけですよ」とつけ加えるなど、湯布院映画祭最後のシンポジウムは、なごやかな雰囲気の中で終了。仲村も「これで妻におみやげ話が出来る」と笑顔で会場を後にしていた。

 本作は、別れた妻と12年ぶりに運命的な再会を果たした元教師が、かつて自分を追放した学園の黒い謎に孤高の戦いを挑み、失われた時間と誇りを取り戻そうとする恋愛ミステリー。仲村トオルと小西真奈美が繰り広げる上質な大人のラブストーリーは、阪本監督の新境地ともいえる。(取材・文:壬生智裕)

映画『行きずりの街』は11月20日より全国公開

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