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ピンク映画をR-15規準で再編集!人気ナンバーワンのセクシーアイドル吉沢明歩はかれんで上品!

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かれんで上品! 吉沢明歩
かれんで上品! 吉沢明歩

 31日、阿佐ヶ谷のLoft Aで映画『メイドロイドVSホストロイド軍団』DVD発売記念イベント「吉沢メイドロイド明歩 降臨」トークショーが行われ、主演の吉沢明歩、評論家の切通理作、そして友松直之監督が登場した。

 今年の4月28日に公開された吉沢主演のピンク映画『最後のラブドール 私、大人のオモチャやめました』をR-15規準で再編集し、Vシネマとして発売したのが本作。モテない・サエない・イケテないという三重苦の大学生・章太郎のアパートに、謎の死を遂げた恩師・高円寺博士から、章太郎が片想いする女子大生そっくりに作られた全自動等身大可動フィギュアのメイドロイド・マリア(吉沢)が届き、悪の天才プロフェッサー植草の陰謀を阻止するために戦う……、という物語だ。ここで吉沢は、章太郎を一途に愛するアンドロイドのマリアと、章太郎が片想いをする高飛車な女子大生というまったくタイプの違う二役を演じている。「マリアは純情な役なので、演じ分けはやりやすかったです」とニッコリ、アッキースマイルで会場に集まった多くのファンを魅了していた。

 吉沢といえば、お嬢様的なかれんさと、どこか近寄りがたいような上品さが魅力。本作のマリア役もそのイメージの流れに入るだろう。しかし時折、その上品さの中からチラリとワイルドさが垣間見えることがある。たとえば吉沢のVシネにおける代表作「デコトラ・ギャル 奈美」における男勝りの究極のツンデレ演技や、テレビバラエティ「おねだりマスカット」でオアシズの大久保佳代子に「てめー、何センターに座ってるんだよ!」と毒づいたりすることなどはその系譜にあたる。

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 そんな彼女の不良っぽさとお姫様っぽさが違和感なく同居する多面性は、一つのイメージに固まりたくないからだと吉沢は明かす。「中学のときにも、友だちからお嬢さまっぽいから吹奏楽をやりそうだよねと言われたことがあって。そんなとき、ちょうど友だちのお姉ちゃんが柔道部だったんで、柔道部に入ったことがあります」と意外な部活歴を明かし、会場を驚かせていた。センスがなかったため、ヤワラちゃんにはなれなかったそうだが、忍耐力がついたと付け加える吉沢。どこかミステリアスな印象のある吉沢の素顔が少し垣間見えたようなトークショーだった。(取材・文:壬生智裕)

DVD『メイドロイドVSホストロイド軍団』は9月3日からTMCより発売(税込み:3,990円)

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