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スタローン、首を骨折し病院に直行したエピソードを笑顔で語る!折ったのは元WWEレスラー!

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首の骨折ぐらいどってことないさ! -シルヴェスター・スタローン
首の骨折ぐらいどってことないさ! -シルヴェスター・スタローン

 映画『ロッキー』シリーズでおなじみの、シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演し、アーノルド・シュワルツェネッガーブルース・ウィリスジェット・リーなど、肉体派スターたちが大集合したアクション映画『エクスペンダブルズ』が、今週16日より、いよいよ日本で公開される。65歳になっても、アクション映画界の王座に君臨し続けているスタローンが、本作の撮影秘話を語った。

映画『エクスペンダブルズ』写真ギャラリー

 屈強な男たちが9人が立ち並ぶ本作のポスターには、ミッキー・ロークジェイソン・ステイサムなどのアクションスターたちとともに、われわれ日本人にはあまり知られていない顔がいる。だが実は俳優が本業ではなかった彼らこそ、スタローンが探してきた“本当の強い男たち”だ。「この映画を作るにあたって、ジェイソンや、ドルフ(・ラングレン)のような、アクション俳優だけじゃなく、本当に強い男たちの集団を作りたかったんだよ」というスタローンは、まず、ストーンコールドというニックネームで親しまれている、アメリカの元人気プロレスラー、スティーブ・オースチンを起用。さらに、総合格闘技のUFC2階級通算6度の王座戴冠という前人未到の記録を達成した格闘家のランディ・クートゥア、NFL選手のテリー・クルーズをキャスティングした。

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 そんな彼らとハリウッドのアクションスターが勢ぞろいしたエクスペンダブルズの面々は、とにかくイカつい! スタローンは、「本当にひどい集団だよな! ここまでひどいボーイズグループは観たことがないよ! 美しくてかわいらしい男の子が主役の恋愛映画の対極なんだよ!」と自らが集めた男たちを見て大爆笑していた。

 これほど強い男たちを集めたスタローンだが、なかでもオースチンとランディには、一番手を焼いたという。「おれは、どんなときでも本気でアクションをしよう! と言っているんだけど、オースチンとランディは別の生き物なんだ(笑)。彼らに本気でやろう! って言うと死人が出ちゃうから、必死になって演技で! って言っていたよ。ランディなんて、何人のスタントマンにタックルをかまして、泣かせたか知れないね」といまでは笑い話にしているが、スタローン自身、暴れん坊の彼らに大けがを負わされてしまったそうだ。「敵役を演じたオースチンとの格闘シーンを演じていたんだけど、彼のパンチが思いっきりヒットして、首を骨折したんだよ(笑)。撮影を中断して、病院に行って手術をしなきゃいけなかったんだけど、いやあ、あれは大変だったな。オースチンも真っ青な顔してたよ、ハハハ(笑)」。聞いているほうはちっとも笑えないような恐ろしいエピソードを笑って話してしまうスタローンはさすが! の一言。

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 だが、彼の発言を裏付けるように、この映画の乱闘シーンはとにかく迫力満点だ。「そりゃそうさ! ランディも、本気でスタントマンたちをぶん投げていたし、おれたちもしょっちゅうけがをしてた(笑)。ここまで最高のアクションはなかなかできないと思うよ!」とスタローンは自信たっぷりの笑顔を見せた。

 ランディやオースティンのほかにも、本作には、日本の格闘技ファンにはおなじみのノゲイラ兄弟もゲスト出演している。アメリカでは、シルヴェスター・スタローンの監督作、及び主演作としても最高の成績を収めた本作。“リアルに強い”男たちの、暴れっぷりを観て、日ごろのうっぷんを晴らしてはどうだろうか?

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