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エイドリアン・ブロディ、ギャラの未払いをめぐり製作会社を訴える

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エイドリアン・ブロディ
エイドリアン・ブロディ - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 エイドリアン・ブロディが、ギャラの未払いなどをめぐり、2009年のスリラー映画『ジャーロ』の製作会社へ訴えを起こした。

エイドリアン・ブロディ出演映画『ジャーロ』写真ギャラリー

 この作品は、イタリアの巨匠ダリオ・アルジェント監督のホラー・スリラー。エイドリアンはこの映画のギャラ64万ドル(約5200万円)が支払われていないとして、製作会社「ジャーロ・プロダクション」と「ハンニバル・ピクチャーズ」に対し200万ドル(約1億6000万円)以上の賠償を求める訴訟を起こした。エイドリアンは、製作側が、本作の予算繰りについてウソをついたり、イタリアでの配給権について誇張して話したと主張。契約で、ギャラが完全に支払われるまでは肖像権を保留できるとしたが、製作側はこれを無視したと申し立てている。

 この映画はアメリカでDVD発売され、エイドリアンは直前に発売の差し止めを裁判所に求めていた。しかしロサンゼルスの裁判所は、エイドリアンの差し止め要求を却下。エイドリアンが引き続き差し止めを要求する前に、製作会社側へ自らの意思をはっきりと伝えるよう命じている。製作会社側は、エイドリアンとは数か月間にわたり交渉を続けてきたが、彼の主張は契約書と合致しないと反論。「これ以上ない誠実さをもって行動している」として、全面的に対決する姿勢を見せている。

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