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佐藤隆太が父親、麻生久美子が母親役で三宅島復興のシンボル犬・ロックと少年の感動の実話が映画化決定!

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心温まるストーリーが期待できそう!
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 2000年8月、大噴火により全島民が避難することになった伊豆諸島の三宅島で、逃げ遅れはぐれてしまった1匹の子犬、ロックの感動の実話が、映画『ロック~わんこのしま~』として映画化されることがわかった。テレビドラマ「Dr.コトー診療所」で、離島の古志木島の診療所を舞台に感動のドラマを仕上げた中江功監督がメガホンを取り、佐藤隆太麻生久美子倍賞美津子など実力派の俳優陣が出演。2011年夏の公開を目指し、10月10日より三宅島の全面協力のもと撮影を行っている。

 ロックは、2000年8月の三宅島の大噴火で、全島民避難の際に逃げ遅れ、家族とはぐれてしまった子犬。その後、奇跡的に助けられ、東京に移り5年におよぶ避難生活を余儀なくされたが、観光客を出迎えるその愛くるしいキャラクターで、復興のシンボルとなっていた。今回の映画では、さまざまな苦悩、困難に直面しつつもいつか家族全員で故郷・三宅島に帰り、ロックとみんなで一緒に暮らすことを決してあきらめなかった少年・芯とロックの目を通して、現代社会の中で失われつつある心と心のつながり、家族のあり方、そして故郷への思いを描く。少年の父親・松男には『海猿』シリーズ、『ROOKIES』シリーズと大ヒット作への出演が続く佐藤隆太、母親・貴子に麻生久美子、祖母・房子に倍賞美津子がそれぞれ抜てきされた。

 噴火から10年、火山ガスの影響で島の3割が依然として立ち入り禁止区域になっている三宅島。約2,800人あまりの島民が、復興を願い、懸命に自然と共生して島で生活している。三宅村長・平野祐康氏は、今回の映画化について、「家族とわんこの愛情あふれる物語を通じて、映像の随所にちりばめられた三宅島の厳しくも豊かな自然や生活を営む人々の魅力が、日本中の多くの方々に届けられることを期待しています」とコメント。『ロック~わんこのしま~』は、三宅島の復興アピールの一つとなるべく、三宅島の全面協力のもと、10月10日より2011年春の完成を予定し、撮影が行われている。佐藤隆太の元気なキャラクターが、三宅島の復興の活力となりそうだ。

映画『ロック~わんこのしま~』は2011年夏全国公開

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