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がん治療中のマイケル・ダグラス、麻薬問題で服役中の息子に理解を示す

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「家族」というものを理解したというマイケル・ダグラス
「家族」というものを理解したというマイケル・ダグラス - Matt Carr / Getty Images

 完治に向けて現在咽頭ガン治療中のマイケル・ダグラスが、ハリウッド・レポーターのインタビューに答え、自身と父親の関係を振り返り、麻薬所持と売買で有罪となり、刑務所に服役中の息子キャメロン・ダグラスへの理解を示した。

映画『ウォール・ストリート』場面写真

 ダグラスはまず「父が大変な助けになってくれた。10日間ほど僕の住むあたりを訪問してきて、毎日顔を見せに来てくれたんだ。彼には感謝しているよ」と、長い間関係が途切れていた父親、カーク・ダグラスが彼の元を訪ねて来たことを語った。

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 かつて彼が成長期にあったころ、カークはほとんど家におらず、会うときは常に不機嫌だったという。「あのころ、父は一年間に5本も映画に出ていたからね。僕に対する態度は、(家にいられないことの)罪の意識の表れだったんじゃないかな」と語り、さらに、自分自身も、息子のキャメロンを同じような目にあわせたことを認め、さらに「(俳優一家の)3代目というのは、楽な立場ではないよね」と、息子の立場に理解を示した。

 「がんになったことで、家族とは何なのかがわかったし、存在することさえ知らなかった、愛というものも見せてもらえたよ」と言うダグラス。がんが完治したかどうかは、来年1月に判明するそうで、主治医によれば治癒率は80%の確率だとのこと。

 予期せぬ病に見舞われたことで、結果的に大切なものを知ることができた様子のマイケル。回復したあかつきには、再びスクリーンで、さらに存在感を増した演技を披露してくれそうだ。

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