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キムタク『ヤマト』が見事首位発進!

映画週末興行成績

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「ヤマト、発進!」-映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』より
「ヤマト、発進!」-映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』より - (C) 2010 SPACE BATTLESHIP ヤマト 製作委員会

 1974年に放送された原作テレビアニメには熱狂的なファンが多いため、木村拓哉主演の実写映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』には公開前から賛否両論の嵐が起こり、まさにリスキーな企画と思われたが、ふたを開けてみれば、今週の興行ランキングで見事首位を獲得した。土日2日間の成績は、全国440スクリーンの公開で、動員が41万2,129人、興収が5億2,821万5,150円を記録した。また、1日から5日までの5日間の累計動員は79万1,012人、累計興収が9億4,399万5,550円という結果になっている。

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』写真ギャラリー

 土日のみならず、平日の成績が好調だったのは、初日となる12月1日が入場料1,000円になる「映画の日」に重なったことも大きかった。また、連日のように、出演者の木村拓哉や黒木メイサらがテレビ、雑誌、ラジオなどに大量露出したことも「今、観るべき映画」として本作の認知度を高めることにつながったようだ。アクション・SF映画は女性にアピールしづらいと言われるが、本作は木村主演ということもあり、観客の約半数が女性客。アニメファンなどの男性客も合わせて幅広い客層に訴求する作品となっている。この好発進により、配給元の東宝は「興収50億円以上が見込める」とコメント。まさに冬興行をけん引する一本になりそうだ。

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 その結果、2週連続で首位を独走していた映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は2位にランクダウン。そして週刊少年ジャンプで連載中のコミックをアニメ化した人気シリーズ第4弾『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』が3位に初登場。全国233スクリーンの公開で、土日2日間の成績は、動員17万1,542人、興収1億9,914万7,100円となった。客層は中高生が中心だが、20代の支持も高かった。鑑賞の動機としては、「原作コミックのファンだから」が35.1%、「TVシリーズのファンだから」が17.5%、そして「劇場入場者限定コミックが欲しい」が17.2%という結果になった。この全国先着100万名に配られる劇場入場者限定コミック「BLEACH OFFICIAL INVITATION BOOK The Hell Verse」は、本作と連動したオリジナルストーリーを掲載したアイテムで、ファンのハートをガッチリとつかんだ模様。4作目にしてシリーズ最高の出足となった。

 続いて、作品の舞台である石川県の6劇場で先週先行公開され、11位に食い込んだ映画『武士の家計簿』が今週は6ランクアップで4位にベストテン入り。全国239スクリーンで公開された本作の土日2日間の成績は、動員が13万1,223人、興収1億4,783万1,600円の大ヒットスタート。客層はシニア中心だが、ファミリーや若いカップルまで幅広く集客。時代劇作品が豊作だった秋興行のいきおいがそのまま本作の好調さにつながっているようだ。

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 5位は、公開6週目となる映画『SP 野望篇』が3ランクダウン。そして6位はアシュトン・カッチャーキャサリン・ハイグル共演による『キス&キル』が初登場ランクイン。7位の『ゴースト もういちど抱きしめたい』、8位の『怪盗グルーの月泥棒 3D』、9位の『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』がそれぞれ4ランクずつダウンとなっている。そして10位の映画『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』が3ランクダウン。公開5週目となる『エクリプス/トワイライト・サーガ』は11位とベストテン圏外に落ちてしまった。

 今週末は映画『ロビン・フッド』『ノルウェイの森』が公開。ベストテン入りを目指す。また、『人生万歳!』『沈黙の復讐』『レバノン』などが公開予定となっている。

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