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『仮面ライダー』が1位に!ライダーキックで『ハリポタ』『ヤマト』を蹴落とした!

映画週末興行成績

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吉川晃司の力も借りて、2人の仮面ライダーが首位を獲得!
吉川晃司の力も借りて、2人の仮面ライダーが首位を獲得! - オーズ&ダブル feat.スカル」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 今週は12月18日に話題作が続々と公開されたこともあり、トップテン圏内に5本の新作が初登場。興行冬の陣もいよいよ佳境に入ってきた。

映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』写真ギャラリー

 そんな中、首位を獲得したのはダークホースというべきか、冬の「MOVIE大戦」2作目となる映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』だった。全国274スクリーンで公開され、初日2日間成績は動員が32万5,667人、興収が3億7,012万4,400円。本作は前売り券も好調で、公開3週前の時点で20万枚を突破。これは劇場版仮面ライダー史上最高の売れ行きだった。今年8月に公開された2本立て映画『仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービー』(最終興収14.8億円)との興収対比111.6%となり、定番の夏シリーズを上回るヒットスタートをきっている。

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 公開5週目となる映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は2位に落ちたが、動員は約400万人、興収は約49億円を突破した。3位は『SPACE BATTLESHIP ヤマト』がワンランクダウン。累計動員は188万1,030人、累計興収22億8,541万9,860円を突破している。

17日の金曜日に公開となった映画『トロン:レガシー』は4位に初登場だが、興収ランキングでは2位の成績となる。全国533スクリーンで公開され、土日成績は動員16万7,709人、興収2億8,503万5,100円。初日を合わせた3日間の成績は、動員が21万6,887人、興収が3億6,532万9,500円という結果になった。主演のオリヴィア・ワイルド、プロデューサーのショーン・ベイリージョセフ・コジンスキー監督らが来日し、本作の宣伝部長に就任した女優の山田優オードリーとのやりとりがニュースになったことも、本作の知名度を上げることに役立ったようだ。

 5位は人気シリーズ最終章にしてシリーズ初の3D作品となる映画『シュレック フォーエバー』。全国356スクリーンで公開され、動員8万8,523人、興収1億2,113万6,500円。本作の日本語吹き替え版を担当した濱田雅功藤原紀香山寺宏一竹中直人劇団ひとりらがイベントなどに精力的に参加したこともニュースになった。続く6位も初登場で、映画『最後の忠臣蔵』がランクイン。全国309スクリーンで公開され、初日2日間の成績は、動員が8万6,838人、興収が9,608万500円という結果になった。

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 7位の映画『ノルウェイの森』、8位の『武士の家計簿』はそれぞれ4ランクずつダウンという結果になっている。そして9位は、クリスティーナ・アギレラとシェール共演の『バーレスク』がランクイン。全国225スクリーンでの公開で、土日の動員が5万6,549人、興収が7,503万4,100円という結果になった。続いて10位の『ロビン・フッド』が5ランクダウン。先週は6位だった『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』は11位と3週目にしてベストテン圏外に落ちてしまった。

 今週はいよいよ本年度最後の公開作品が登場。映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』『きみがくれた未来』などが予定されている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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