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ジョニー・デップが祝辞 ペネロペ・クルスのハリウッド殿堂入り式典に夫バルデムやブラッカイマーの姿も

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ジョニー・デップ(左)も駆けつけて、ハリウッド殿堂入を果たしたペネロペ・クルス
ジョニー・デップ(左)も駆けつけて、ハリウッド殿堂入を果たしたペネロペ・クルス - Steve Granitz / WireImage / Getty Images

 4月1日(現地時間)、女優ペネロペ・クルスのハリウッド殿堂入り式典が、ディズニー直営の映画館エル・キャピタン・ シアター前で催され、夫のハビエル・バルデム、そして『パイレーツ』シリーズの最新作で共演したジョニー・デップ、同作のロブ・マーシャル監督とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも列席した。

 ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに2,436個目の星を残したペネロペ。これはスペイン女優初の快挙で、式典に出席した彼女はスペイン語と英語で「本当にありがとうございます」とこの名誉に対する御礼を述べると、続けて「1994年に初めてロサンゼルスに来た時、わたしが話せた英語は2つだけでした。1つは『ハウ・アー・ユー?(お元気ですか?)』、そしてもう1つは『ジョニー・デップと共演したい』。あれから10数年、すばらしい俳優と共演したおかげでスキルが上達し今では『ジョニー・デップと“再び”共演したい』と言えるようになりました」と、ユーモアを交えてスピーチ。

 周知のようにペネロペとジョニーは2001年に映画『ブロウ』で初共演し『パイレーツ・オブ・ カリビアン/生命の泉』(2011年5月20日、日本公開予定)で再共演したばかり。ジョニーは「彼女の殿堂入りを祝えて光栄に思う。ペネロペとの仕事はとにかく楽しいことばかりだった。母としても素晴らしい彼女と真の友情を築けたのは僕の人生の宝だ」といった内容の祝辞を述べた。ジョニーは不慣れだからと断ったうえでメモを懐から取り出したのだが、実際には時折チラリと見やるだけ。これは彼なりの照れ隠しだったのかもしれない。

 本賞はハリウッド商工会議所により、2009年に映画『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、初のアカデミー賞受賞スペイン人女優という功績を称えられた結果。ペネロペは夫バルデムと息子レオへの感謝と、情熱を傾けてきたお芝居に対する思いも言葉にしていた。公私ともに充実した人生を送る幸せいっぱいのペネロペ、さらなる活躍に期待したい。(南 樹里)

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