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タランティーノ監督の新作西部劇、ユマ・サーマン&クリストフ・ヴァルツ出演の『ジャンゴ・アンチェインド』が急ピッチで進行中

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クエンティン・タランティーノ監督でユマ・サーマン(左)とクリストフ・ヴァルツ(右)の共演は楽しみ!
クエンティン・タランティーノ監督でユマ・サーマン(左)とクリストフ・ヴァルツ(右)の共演は楽しみ! - Kevin Winter / Getty Images

 映画『イングロリアス・バスターズ』のクエンティン・タランティーノ監督が、同作に出演しアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストフ・ヴァルツを主演にした、新作西部劇『ジャンゴ・アンチェインド(原題)/Django Unchained』の準備を急ピッチで進めているようだ。その動向が注目されている監督だけに、ネット上には多種の情報が溢れている状態。

 まず、“ジャンゴ”というタイトルから真っ先に思い浮かぶのは、セルジオ・コルブッチ監督による、原題がジャンゴ(Django)である西部劇の名作『続・荒野の用心棒』、そしてタランティーノ監督が俳優として参加した三池崇史監督の映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』。両作へのオマージュを表しているとtotalfilm.comは記している。『ジャンゴ・アンチェインド(原題)/Django Unchained』は、19世紀が舞台で、アメリカ南部の奴隷解放がテーマ。主人公は、ドイツ人のバウンティーハンター(賞金稼ぎ)で、悪名高い農場主の元からその妻を解放すべく奮闘する姿を描くとされる。なおクリストフはオーストリア出身の俳優でドイツ語、英語、フランス語が堪能だ。

 ワインスタイン・カンパニーとユニバーサル映画の共同製作で進行している本作。スケジュール調整中のため配役などは明らかになっていない。ただし、『続・荒野の用心棒』で西部劇における伝説的なキャラクター“ジャンゴ”を演じた、イタリア人俳優のフランコ・ネロが出演をオファーされたことを認めている。また、映画『キル・ビル』のユマ・サーマンもタランティーノ監督から直に構想を聞いていると公言している女優の1人。どのような布陣になるのか、続報が待たれる。(南 樹里)

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