海賊ドレス姿の土屋アンナ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャパン・プレミアで「悪役でいいので出たい」

　17日、ジョニー・デップ主演のアドベンチャー大作映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』のジャパン・プレミアがTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、土屋アンナが海賊をイメージしたドレス姿で登場し会場に華を添えた。そのほかに釈由美子、金子昇、西城秀樹、前田美波里、横山めぐみ、マリアンと娘のERICAらが来場し、本作唯一の日本人キャストである松崎悠希も出席した。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』場面写真

　今月の4日にロサンゼルスで行われた日本向け記者会見では、本シリーズの製作スタッフが東日本大震災で被災した日本のファンを励まそうと日の丸の横断幕を用意。のちにその横断幕にキャストやスタッフが応援メッセージを寄せ書きしていった。横断幕は5月7日のUSプレミア、5月11日のロシア・プレミア、5月12日のUKプレミアをキャストたちと回り、もうすぐ日本に到着する予定だという。

　そんな海外セレブたちと同様に、この日登場した日本人ゲストたちも、新たに用意された横断幕に次々とメッセージを寄せ書きしていくことに。海賊をイメージしたというチェックのフリル付きドレス姿で登場した土屋は横断幕に「POWER」と、ハートマークを書いてその中に「LOVE」と記入。本シリーズの魅力について「子どもと一緒に観ることができるし、自分もパワーをもらえる。ジョニー・デップがかっこいい！」と熱く語った後、「（映画に）出た～い！　お願いします！　悪役でいいので！」と関係者に猛アピールする場面もあった。

　そのほか、ボディーラインくっきりのセクシードレスで登場した釈は「We are all one」とメッセージを記入。「ヒロイン役のペネロペ・クルスの大ファン。（これから観るのが）楽しみです！」と笑顔を弾けさせていた。また、この日のためにロサンゼルスから来日した松崎は共演を果たしたジョニー・デップについて「ジョニーは最初にセットに来ると、俳優一人一人と手を握って目を見て『おはよう』と言ってくれる。着飾ったところのないナイスな方」とその人柄を褒めたたえていた。

　なお、この日に日本人ゲストたちがサインした横断幕と、ジョニーたち海外のキャストとスタッフがサインした横断幕は、6月以降に東北の劇場で飾られる予定となっている。

　『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』はジョニー・デップふんする海賊のジャック・スパロウが大活躍する人気アクションシリーズ第4弾。永遠の命をもたらす伝説の泉をめぐり、ジャックや彼のかつての恋人で女海賊のアンジェリカ（ペネロペ・クルス）らが新たな冒険と攻防を繰り広げる。映画『シカゴ』『NINE』のロブ・マーシャル監督が本シリーズに初参加してメガホンをとっている。（古河優）

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』は5月20日より全国公開