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元・宝塚トップスターの水夏希、国歌独唱とともに被災地へメッセージ「今こそ日本の皆さまに、元気になってもらいたい」

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復興への願いを込めて、国歌独唱する水夏希
復興への願いを込めて、国歌独唱する水夏希

 元宝塚歌劇団・男役トップスターの水夏希が22日、有明コロシアムで行われた日本プロバスケットボールリーグの決勝戦「共に、乗り越えよう。東日本大震災 復興支援ゲーム ECC presents bjリーグ 2010‐2011シーズン プレイオフ ファイナル 4」に出席。国家独唱とミニライブを行い、被災地へのエールを送った。

 この日、水が登場したのは日本プロバスケットボールリーグの決勝戦前に行われた「復興支援イベントゲストLIVE」。水はアーティストMizとして活動しているユニット「Guys☆From The Earth」として登場し、白いシャツに青いデニム姿で「立ち上がれ日本~Hands Together~」と「きっと夢がある」の二曲を熱唱した。歌と歌の間ではメッセージも送り、「今こそ日本の皆さまに、元気になってもらいたいと思いを込めて日本の応援歌として歌っています」と思いを吐露(とろ)。さらに「こちらの曲は収益の全てを義援金として寄付していますので、ご協力よろしくお願いします」と呼びかけた。会場も水のダンスパフォーマンスとライブに大盛り上がりで、「こうして歌い踊れることに感謝しています」と声援に応えた水は、「被災者の皆さまの復興が一日でも早く進むように願いを込めてひとつひとつがんばっていきたいと思います」と深々と頭を下げた。

 その後、水は再びベージュのジャケットと白いパンツスーツに着替えて登場。選手や観客が見守る中、厳かに国歌独唱した。

 bjリーグでは東日本大震災の影響で宮城県に本拠地を構えるチームをはじめ3チームも活動休止しており、会場では「共に、乗り越えよう。」をスローガンに試合を実施。会場の外には東北地方の祭の観光案内や、各地の特産品の抽選会なども行われていた。(取材・文:中村好伸)

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