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生田斗真の弟・生田竜聖、アナウンサーとしての舞台出演に意欲的!「心をこめて朗読したいと思います」

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意気込みを語る生田竜聖アナウンサー
意気込みを語る生田竜聖アナウンサー

 24日、舞台「朗読Legend III 日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」の制作発表会見がフジテレビにて行われ、演劇倶楽部「座」主宰の壤晴彦をはじめ、出演者のフジテレビアナウンサー21人が出席。壤やアナウンサーの口からは被災地への思いが語られ、フォトセッションには今年入社したジャニーズ事務所の生田斗真の弟、生田竜聖アナウンサーも参加。舞台への意気込みを語った。

 本作は壤晴彦率いる演劇倶楽部「座」とフジテレビアナウンサーがコラボレーションした朗読舞台の第3弾。壤が日本のエッセイや歌謡曲といったさまざまな短文の中から忘れ難い言葉の数々を紡いだアンソロジーを、フジテレビアナウンサーたちが舞台で朗読する。

 壤は、東日本大震災で友人が被災したときには胸が痛かったと言い、「まったく連絡が取れない中で連絡が来て、開口一番『壤さん、生きています?』の言葉が本当にうれしかった」と当時の心境を吐露。震災を通して見直したいものがあると語ると、「わたしたちは誰なのかということが今問い直されている。進化するのはいいことだ、当たり前だと思われている価値のほかに、言葉と心の世界にも価値がある。それをもう一度クローズアップしていきたい。わたしたちが危うく忘れかけていた何かをもう一度見つめ直していきたい」と力強く本作の製作意図について語った。

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 また、アナウンサーの山本麻祐子はテレビ番組の取材で津波の被害を受けた岩手県・大船渡市に行ったことを振り返り、「被害の様子を見て気持ちが沈んでいたところ、漁師の方に『大丈夫、3年後にはおいしいホタテをとってお姉ちゃんの所に届けてやるから』と逆に元気をもらいました」としんみり。「この舞台を通じて少しでも元気なこと、言葉を使って力を伝えられたらと思います」と述べた。

 さらに、取材で5回ほど被災地を訪れたという戸部洋子アナウンサーも同じく被災地について語り、「自衛隊や避難所の方にインタビューしたときは、皆さんの言葉に逆に元気づけられる、心温まる思いをしました」と告白。「今回の朗読で少しでも皆さんが、元気になったり、何か感じてくださればと思います」と語った。

 最後のフォトセッションには、今年入社したジャニーズ事務所の生田斗真の弟、生田竜聖アナウンサーも参加。舞台を前に「会場に来てくださる皆さまに心から楽しんでいただけるように、わたしも心をこめて朗読したいと思います」と意気込みを語った。(取材・文:中村好伸)

舞台「朗読LegendIII 日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」は7月2日、7月3日に日本橋三井ホールにて上演

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