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松雪泰子、アンパンマンで初声優に挑戦! 東日本大震災で被災した子どもたちに「笑顔と勇気と元気を届けたい」

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「子どもたちに笑顔と勇気と元気を届けたい」と出演を決心した松雪泰子
「子どもたちに笑顔と勇気と元気を届けたい」と出演を決心した松雪泰子

 8日、映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』の公開アフレコ収録がアバコクリエイティブスタジオで行われ、ココリン役の声優を務める女優・松雪泰子が、自身の息子も大好きだというアンパンマン出演への喜びのほか、「子どもたちに笑顔と勇気と元気を届けたい」と東日本大震災で被災した子どもたちへの思いを語った。

映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』場面写真

 松雪が演じるココリンは、ヘンテ星からやって来た「がんばり屋さんだけどちょっぴりおっちょこちょいな男の子」というキャラクター。演技派女優として知られる松雪は、オファーを受けたときを振り返り「ビックリしたのと同時にうれしかったです。声のお仕事に挑戦をしたい時期でもあったので」と笑顔で語った。また役を引き受けるにあたって、東日本大震災で被災した子どもたちへの思いもあったそうで「お話をいただいたのは震災の後。『こんな状況だけど通常通りアンパンマンを制作したい』ということで、子どもたちに笑顔と勇気と元気を届けられることに参加できるのであれば」と出演を決意した心境を振り返った。

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 アンパンマンといえば子どもたちに大人気のヒーロー。松雪の息子も大好きらしく、出演決定の話を聞いて大喜びをしたのだそう。また松雪が、息子が寝た後に家で練習をしていたところ、「わりと大きな声で練習をやっていたら、男の子が家にいるのかと思って起きてきちゃいました」とほほ笑ましいエピソードを披露した。

 「食」がテーマとなっている本作。料理好きだという松雪は「『おいしくなーれ』ではないですが、すごくおいしいものを作ろうと思って料理をしています。それを家族で囲んで食べているときが一番幸せですね」と幸せそうに語り、家族愛をにじませた。

 劇場版第23作目となる『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』では、アンパンマンが宇宙へ飛び立ち、エネルギー不足の星、ヘンテ星の危機を救うため、冒険と友情の物語を繰り広げる。今の社会を映し出すメッセージ性のあるストーリーにも注目だ。(肥沼和之)

映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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