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佐々木蔵之介、市川実日子との激しいベッドシーンににやけ顔?現代アメリカ文学の舞台化作品に挑む

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すっかり打ち解けていた様子の市川実日子、佐々木蔵之介、奥田瑛二
すっかり打ち解けていた様子の市川実日子、佐々木蔵之介、奥田瑛二

 13日、東京・パルコ劇場にて舞台「幽霊たち」のリハーサルが行われ、同作に出演している佐々木蔵之介市川実日子奥田瑛二が開幕を明日に開幕を控えた本作への意気込みを語った。ブルー、オレンジなど役名が色になっていることから、3人とも、それぞれ役の色の衣装を身につけての登場となった。

 人気作家ポール・オースターの同名小説を原作にした本作で主演を務める佐々木は、軽い気持ちで引き受けた仕事が徐々に自分の周囲を狂わせていく私立探偵ブルーを演じている。映画『アフタースクール』でも探偵役を務めたことのある佐々木だけに、今回のキャスティングは向いていたと思いきや、役づくりにはかなりの苦労があった様子。

 人間の心理をうまくすくい上げた作品だっただけに、演じるのは大変だったと奥田と共にけいこを振り返った佐々木は「普通、舞台は一か月くらいしかけいこしませんけど、この作品は一か月半以上、本読みとかも合わせたら2、3か月以上かかわっていますからね」とその苦労の一端を明かした。それでもベテランの奥田が「一か月のけいこでようやく作品のことがわかってきた」と告白する一方で、佐々木は「僕はまだわかっていないですね」ときっぱり。苦笑する奥田と市川には「大丈夫です。明日が開幕なので、今晩中にはわかるようにします」と宣言していた。

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 キャスト内でも唯一の女性として、何役も兼ねているという市川は、その苦労について「着替えが大変です」ととぼけた回答。佐々木が「実日子ちゃんがね、奥田さんに対してキツいんですよ。せりふを間違えると『もうっ』とかいって」とけいこ中の出来事を明かすように、けいこでは性格が一変するらしく、紅一点であることを、物ともしていないようだった。

 また、この日が33歳の誕生日だったという市川は、役名にちなみ、オレンジの花束をプレゼントされた佐々木にそのことをばらされ、「どうして言うんですか、もう」とほおを膨らませる一幕も。さらに舞台では恋人同士を演じているということで、「実日子ちゃんとはね……激しいベッドシーンもありますから」と佐々木がにやにやしながら言うと、「すごくうれしい誕生日プレゼントです」と皮肉たっぷりに返すなど、つらいけいこの分だけ、役者同士が打ち解けることができていることをうかがわせた。

 本作は、現代人のアイデンティティーをテーマにしたポール・オースターの代表作を原作にしたもので、構成・演出は白井晃が担当。これまでにもオースター作品を上演していた白井は、脚本ではなく待望となる舞台化となる。オースターは、ジム・ジャームッシュマイケル・J・フォックス、マドンナらが出演する映画『ブルー・イン・ザ・フェイス』の監督・脚本としても知られている。(編集部・福田麗)

パルコ・プロデュース公演「幽霊たち」は6月14日~7月3日までパルコ劇場で上演 ほか地方公演あり

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