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松雪泰子と大沢あかね、やなせたかしに父の日のアンパンをプレゼント

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「アンパンマン」の父である、やなせたかしに特大アンパン! のプレゼント
「アンパンマン」の父である、やなせたかしに特大アンパン! のプレゼント

 19日、国民的人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版最新作、映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』と同時上映作品『うたって てあそび アンパンマンともりのたから』の完成披露親子試写会が有楽町のよみうりホールで行われ、本作で声優を務めた女優の松雪泰子大沢あかね、そして原作者のやなせたかしが登場し、会場に詰め掛けた多くの親子連れにあいさつした。イベント中には特大のアンパンがやなせにプレゼントされるサプライズもあった。

映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』場面写真

 92歳になるやなせは登壇そうそう毎年恒例となる即興で作った歌を精力的に披露。演歌調のリズムにあわせ会場に詰め掛けた観客に対する感謝を歌うとともに、声の出演をした松雪と大沢にも謝辞を述べた。

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 おっちょこちょいの小さな宇宙人、ココリンの声を担当した松雪は「本当にアンパンマンに出られるとは思わなかった。息子は大喜びでした。男の子の役は初めてなので苦労しながら演じました」。やなせは「松雪さんは宇宙人で難しい役でしたが、すごい良くてみんな感動してました。本当に美人ですよね」と大絶賛した。

 一方の大沢はキンタローの孫娘で力持ちの女の子、キンタンを演じた。「娘は予防接種の時泣いていても、アンパンマンが流れてるとすぐ泣きやむんです。アンパンマンの力はすごい。主人(劇団ひとり)も大ファンなのでうらやましがられました」。さらに「主人はやなせ先生と対談したことあるんです」と語りかけるも、やなせはそのことを忘れてしまった様子で会場の笑いを誘った。また、やなせは「大震災とかいろいろあるんだけど、くじけないで映画を観て元気になってください」と力強く本作をアピールした。

 イベント当日は父の日ということもあり、30センチメートルもある巨大なアンパンが松雪と大沢から本作の産みの親であるやなせにプレゼントされた。やなせは「これは食べるのもったいないな。アンコっておいしいですよね」とうれしそうに語っていた。最後には出演者と観客全員で「アンパンマン!」の掛け声とともに拳を振り上げるシーンもあり、元気いっぱいの子供たちの声が会場にこだました。

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 映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』はアニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版第23作で今度の舞台は宇宙。アンパンマンがエネルギー不足に苦しむヘンテ星の危機を救うため大冒険を繰り広げる。本作と同時上映の『うたって てあそび アンパンマンともりのたから』はジャムおじさんに「もりのたから」を渡すため奮闘する女の子キンタンの物語。(取材・池田敬輔)

映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』と同時上映『うたって てあそび アンパンマンともりのたから』は7月2日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開

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