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手嶌葵、2度のスタジオジブリ作品への抜てきの理由 ベールに包まれた私生活も明らかに!

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手嶌葵
手嶌葵

 2006年公開の映画『ゲド戦記』で主題歌・挿入歌とヒロインの声優に抜てきされ注目を集めた歌手・手嶌葵が、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』でも再び主題歌と声優に抜てきされた喜びを語った。「2度もこんな機会をもらえてうれしいです」と喜びを隠せない手嶌は、インタビューで映画でも音楽でも“古典”が好きなことを告白。そんな“古典好き”がスタジオジブリ作品への2度の抜てきにつながったのかもしれない。

映画『コクリコ坂から』場面写真

 両親の影響で、音楽ならエラ・フィッツジェラルドやルイ・アームストロング、映画なら『ティファニーで朝食を』や『オズの魔法使』といった手嶌の年齢からすればもはや“古典”に興味があるという手嶌は、「いろいろなものがリアルタイムで観られるから、もっと昔に生まれてくれば良かったのにと思っています」と笑う。もともと彼女の『ゲド戦記』への抜てきのきっかけも、映画『ローズ』の主題歌「The Rose」を歌った彼女のデモCDが鈴木敏夫プロデューサーと宮崎吾朗監督の耳にとまったからだというから、筋金入りだ。手嶌は、鈴木プロデューサーとよく映画や音楽の話で盛り上がっていることも明かしてくれた。

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 透明感あふれる歌声でスタジオジブリ作品を彩る手嶌の歌声はどこか幻想的で、まったく生活感が感じられないが、「普通に暮らしています。コンビニも普通に行きますよ」と言う。友人たちとは、映画の話をしたり、音楽の話をしたり、ライブに行ったりしていると話し、普通の女の子としての生活も送っているようだ。

 『コクリコ坂から』は、高度経済成長期の港町・横浜を舞台に、歴史ある部室棟の取り壊しをめぐる紛争中に知り合った高校生の男女を軸に、その時代に生きた人々の姿を鮮やかに描いている。手嶌が歌う主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」は、森山良子の1976年の楽曲「さよならの夏」のカバー。この曲をレコーディングしたのは3月10日、東日本大震災の前日だったことを明かした手嶌は、「映画を作っている最中だったので、無事に完成するんだろうか、作品が世に出るんだろうかと思っていた時期もありました。この曲は映画にぴったりな曲であることもそうなんですけど、愛の歌でもあるので、多くの人に温かい気持ちになってもらえたらいいなと思っています」と楽曲に込めた思いを語っている。(取材・壬生智裕)

映画『コクリコ坂から』は7月16日より全国公開

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