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ケヴィン・コスナー、タランティーノ新作の西部劇に出演?Sっ気のあるキャラクターでカムバックなるか

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Sなキャラクターは似合いそうですよ??
Sなキャラクターは似合いそうですよ?? - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 クエンティン・タランティーノ監督の最新映画『ジャンゴ・アンチェインド(原題)/Django Unchained』にケヴィン・コスナーが出演するかもしれないとDeadline.comが報じている。映画『フィールド・オブ・ドリームス』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』といった代表作の一方で、近年はヒットに恵まれないケヴィン。役者の生かす手腕には定評のあるタランティーノ監督だけに、本作が転機となるかもしれない。

 Deadline.comによると、ケヴィンが演じるといわれているのは大農場主の手下で、Sっ気たっぷりに奴隷たちを訓練するトレーナー。かつては映画『ボディガード』に代表されるような正義のヒーローを演じることが多かったケヴィンには珍しい悪役だ。上司にあたる大農場主は現在のところレオナルド・ディカプリオが演じると目されており、2人のイメージとしては映画『イングロリアス・バスターズ』でクリストフ・ヴァルツが演じたハンス・ランダ大佐に近いものがあるという。

 1980年代から1990年代にかけてはアカデミー賞を受賞した映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』をはじめとして代表作となる作品に多く出演したケヴィンだが、近年は目立った活躍がない。自ら偏愛する俳優を使うことの多いタランティーノ監督は、かつて映画『パルプ・フィクション』で当時落ち目だったジョン・トラヴォルタを見事カムバックさせたことがあるだけに、もしも出演が決まれば、本作がケヴィンにとっての転機となる可能性も高そうだ。

 ケヴィンは現在、本作のほかにもザック・スナイダー監督の新生スーパーマン映画『マン・オブ・スティール(原題)/ Man of Steel』へ出演することが決定。今年で56歳になるケヴィンだが、俳優としてはまだまだこれから。かつての二枚目キャラとは異なる役柄で、新境地を開く日も遠くないのかもしれない。(編集部・福田麗)

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