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映画に出てくる「怖い動物BEST5」!やっぱり夏は黒くて素早いアレ?「怖い映画100」を特集-映画秘宝

映画に出てくる「怖い動物BEST5」!やっぱり夏は黒くて素早いアレ?「怖い映画100」を特集-映画秘宝
映画雑誌「映画秘宝」9月号 怖い映画100!特集 洋泉社刊 1,050円(税込み)

 映画専門雑誌「映画秘宝」9月号が、節電でエアコン温度が高めの夏を過ごす人たちのために「怖い映画100」を特集し、あらゆる角度から「怖い映画」を紹介している。

 中でも恐ろしいのが「怖い動物BEST5」(文・神武団四郎)。夏という季節がらゴキブリやサメは、おばけと違って身近過ぎてリアルに怖い。神武氏がBEST5に挙げているのは以下のとおり。

1位『JAWS/ジョーズ』のサメ
(スティーヴン・スピルバーグ監督 1975年12月公開)

2位『クリープショー』のゴキブリ
(ジョージ・A・ロメロ監督 1986年2月公開)

3位『フェイズ IV/戦慄!昆虫パニック<未』のアリ
(ソウル・バス監督 劇場未公開 1973作品)

4位『グリズリー』のハイイログマ
(ウィリアム・ガードラー監督 1976年7月公開)

5位『ウイラード』のネズミ
(ダニエル・マン監督 1971年12月公開)

 神武氏いわく、『JAWS/ジョーズ』が怖いのは「直接シャークアタックを見せないところ。海上での阿鼻叫喚で水平線下を想像させることにより、誰もが最悪の惨劇を味わうことになったのだ」と納得の解説。公開当時天才スピルバーグの名を世に知らしめた『激突』(テレビ映画ののち劇場公開)も犯人の全体像をあえて見せないという手法で想像力が恐怖心をエスカレートさせた。この作品以降、数々のサメの恐怖映画が登場するが、「本家シリーズを含めてもダントツのひとり横綱映画」と神武氏が評するのはもっともだ。

 しかし、姿を見せてもコワイのはやっぱり夏はなんといってもゴキブリ! 2位のジョージ・A・ロメロ監督の『クリープショー』は、潔癖性の男がゴキブリに殺されるという想像するだけ叫びたくなる設定。この物語のゴキブリの怖さの演出は大群だけでなく「何気にちらちら登場する姿」と神武氏。確かにゴキブリは視界にチラリと入るだけで飛び上がるほど大声を出す人も多いだけにこの怖さは普遍だ。

 また、番外で挙げられている『ビヨンド』のタランチュラの噛みつきは、「鋭い2本の牙を倒れたおっさんの桃色の下唇に突き立て、ぶよついた肉をゆっくりと噛みちぎるシーンは無意識のうちに歯を食いしばるほどの激痛が走る」と表現され、文章を読んでいるだけでも痛みが走る。

 そのほか「映画秘宝」9月号では、「これが死ぬほど怖い映画ポスターだ!!」で『ゾンゲリア』の目に注射針の刺さっているポスターが紹介、「映画内の絶対知り合いたくない人たち」で『悪魔のいけにえ』でいつも笑ったような顔をしている歯並びの悪いジム・シードウなど、文章&ビジュアルで怖い映画をこれでもかと思い出させてくれる。また町山智浩氏の紹介するダルトン・トランボ監督の『ジョニーは戦場へ行った』は、戦争で両腕両脚と顔のほとんどが吹き飛んで自分の意思が他人に伝えられなくなったジョニーの恐怖を紹介。町山氏いわく本作は、「ジョニーの一人称で描かれ、観客一人一人が彼になる。(中略)彼の地獄に比べたら幽霊も拷問もまるで怖くないよ」というとおり何が本当の恐怖か教えてくれる映画だ。映画を観なくても読んでいるだけで、ぞぞっと背筋が寒くなる「映画秘宝」9月号は、清涼グッズの一つとしてこの夏はずっと手元に置いておきたいアイテムの一つだろう。(編集部・下村麻美)

映画雑誌「映画秘宝」9月号 怖い映画100!特集 洋泉社刊 1,050円(税込み)


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