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内村光良の集大成!一人舞台でピアノにバック転、大熱唱!120分間、しゃべりっぱなし!動きっぱなし!

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46歳内村光良の魅力満開!!-舞台「東京オリンピック生まれの男」より
46歳内村光良の魅力満開!!-舞台「東京オリンピック生まれの男」より - 写真:引地信彦

 7月7日から10日まで池袋・サンシャイン劇場にて上演された内村光良一人舞台「東京オリンピック生まれの男」が、8月19日にWOWOWにて放送されることが決定した。現在47歳(舞台上演時は46歳)の内村が、自身と同じ“東京オリンピック生まれの男”を主人公に自ら作・出演した本作は、内村自身「数ある作品のうちの一つ、と思っていただいたほうがいいかもしれません」と語っているが、コメディアンとして、司会者として、俳優として、多方面で活躍する内村を長年見守ってきたファンにとって、どうしても内村の“集大成”と言いたくなってしまうような作品。約2時間の舞台を、しゃべりっぱなし、動きっぱなしで全力疾走する内村の姿がそこにある。

 本作は、1964年の東京オリンピックの年に生まれた男・秋田泉一の46歳までの半生を描いた作品。6歳のときに運動会の徒競走で1位になってから、「何かの分野で一等賞を目指す」ということだけを目標に生きる秋田は、書道、ピアノ、水泳、スーパーヨーヨー、けん玉、火おこし、大声コンテスト、バック転、英語スピーチ、創作ダンス、俳句、仮装大賞、片足立ち、歌、小説執筆とさまざまなものに挑戦。そのほとんどを内村が実際に舞台で実演するため、舞台では内村の芸が次々と発表されていくことになる。

 秋田泉一の0歳から46歳までの人生を、秋田自ら実演しながら語っていくという形で物語が進められていく本作では、秋田の話と共に、その時代を彩った音楽が流れ、観客の郷愁を誘う演出も。また秋田の人生が、日本テレビ系で1996年から2002年まで放送され一躍ムーブメントを巻き起こしたバラエティー番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」で、ピアノに挑戦したり、ドーバー海峡を横断したり、ポケットビスケッツとして歌手デビューしたりしていた内村と、また司会者としてバラエティー番組で活躍したり、舞台を作・演出・出演したり、小説を執筆したりといった内村の多方面での活躍とオーバーラップし、内村の活躍を見守ってきたファンの過去の記憶を呼び覚ます。そして舞台の最後には、これを集大成とせず、今後もさまざまなことに挑戦していこうという意志を感じさせてくれる内村。彼がこれを“集大成”と呼ばぬなら、“46歳だった内村の集大成”と呼べば納得してくれるだろうか? 内村ファンにとっては見逃せない一作を、自身の過去も想起しつつ、味わってもらいたい。(編集部・島村幸恵)

内村光良一人舞台「東京オリンピック生まれの男」は8月19日(金)22時30分から24時30分までWOWOWにて放送

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