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神田沙也加、トークの上手さは母・松田聖子ゆずり!? 出演作の舞台あいさつで完璧なMCを展開!

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神田沙也加、完璧なMC
神田沙也加、完璧なMC

 13日、映画『アメイジング グレイス~儚き男たちヘの詩~』の初日舞台あいさつが、シネマート六本木にて行われ、主演の窪塚俊介宮田大三神田沙也加美保純、そして川野浩司監督が登壇。撮影時のエピソードに花を咲かせた。また主人公のヒロイン役および、自身初となる映画主題歌「Amazing Grace」を歌った神田が、舞台あいさつのMCをほぼ完璧に務め、監督および共演者に独特の突っ込みを入れたり、会場を笑いに包み込んだ。

映画『アメイジング グレイス~儚き男たちヘの詩~』写真ギャラリー

 自らの出演作、映画『アメイジング グレイス~儚き男たちヘの詩~』初日舞台あいさつの司会を務めることとなった神田。出演者の呼び込みから始まり、作品の感想、撮影秘話などの質問、監督や共演者への突っ込みなど、リラックスしたムードでトークをまわす。そんな神田の話術に出演者は、気持ちよさそうに会話のキャッチボールを繰り広げる。

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 主演の窪塚は汗だくになりながら「撮影から約2年という歳月が経過し、その間、紆余曲折があったと思いますが、今日、この日が迎えられてうれしい」と感想を述べる。すると川野監督も「きずなをテーマにした映画。3月11日に大きな災害があって、人と人とのきずなの大切さがよりいっそう身にしみた。そんな部分を観てもらえたら」と作品をアピール。また、監督からMCの神田に初日の感想を逆質問されると「2年という時間が経過しているので、今の自分とは違うと思います。(劇中のように)もうセーラー服は着られないですね」と自虐トークで会場を盛り上げる。

 さらに途中では、宮田とのシーンが本編ではカットされたことについて、神田が「監督、なんであのシーンカットしたんですか!」と鋭く切り込むシーンも。終始、詰まることなく展開されるトークは、1980年代、「夢で逢えたら」などのラジオ番組で、あらたなファン層を獲得した母・松田聖子をほうふつとさせるものだった。

 本作は、暴走族のメンバーとして固いきずなで結ばれた不良少年たちの友情と切ない運命を、映画『ギャングスター』などの川野浩司監督が描いたヤクザ映画。少年から大人へと成長していく過程で、踏み絵のように試される“不器用なきずな”が繊細かつ激しい描写で表現されている。(磯部正和)

映画『アメイジング グレイス~儚き男たちヘの詩~』はシネマート六本木にて公開。全国順次公開

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