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登山家の栗城史多、島田紳助氏は「すごくストイックな方」

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山のポーズをとったあべこうじ&栗城史多&佐久間一行(左より)
山のポーズをとったあべこうじ&栗城史多&佐久間一行(左より)

 25日、登山家の栗城史多(くりきのぶかず)の所属する株式会社たおと吉本興業グループの業務提携&エベレスト遠征の発表会見がヨシモト∞ホールにて行われ、23日をもって芸能界を引退した島田紳助氏と共演経験がある栗城が「すごくストイックな方。本番が始まるまでの緊張感はアスリートみたい」と島田氏の印象を語った。

 大学時代より登山を始めた栗城は、これまで6大陸の最高峰や、ヒマラヤ8,000メートル級の3山で登頂経験を持つ若手登山家だ。8月28日より自身3度目となるエベレスト遠征に出発し、登頂の模様をUstreamで生中継するほか、課外授業を計画しているそうで「ただ登頂記録を作るだけではなく、8,000メートルの頂上から皆と冒険の共有をしたい。見ている人にたくさんの人に元気を伝えたいです。金八先生の格好でしようかなと思っているので、ブレザーを持っていこうかな」とちゃめっ気たっぷりに意気込みを語った。

 そんな栗城は、テレビ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で島田氏と共演経験があるが、「すごくストイックな方。本番が始まるまでの緊張感はアスリートみたいでした」とその印象について語った。さらに「山登りする人はアホが多いからな、とも言われましたね」と、同氏の毒舌でイジられたことも笑顔で振り返っていた。そしてこの日、司会者として登壇したあべこうじ佐久間一行も、島田氏の引退には複雑な思いがあるようで「残念です。もっと学びたい部分がたくさんあった(あべ)」「厳しい中に優しさがある。いろいろ学ぶことがあったので引退は残念(佐久間)」と言葉少なにコメントした。

 またこの日は、間寛平から会場の栗城にビデオメッセージが寄せられた。「エベレストに向かうそうですが、がんばってきてください!(中略)頂上に上がって、必ず帰ってきてくださいよ。もし途中でリタイアすることがあったら、栗城……メッ!」という寛平らしいエールを受けた栗城は、「アースマラソンをしたりと本当にすごい方。寛平さんのことを大尊敬しています」と目を輝かせ、エベレスト登頂に向けて気持ちを新たに引き締めていた。(肥沼和之)

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