シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
.

『ヱヴァ』の庵野プロデュース作!映画に愛された故・林由美香さんの“最新作”『監督失格』がいよいよ初日!(1/2)

『ヱヴァ』の庵野プロデュース作!映画に愛された故・林由美香さんの“最新作”『監督失格』がいよいよ初日!
左から、平野勝之監督、「野方ホープ」の小栗冨美代社長、プロデューサーの庵野秀明

 3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『監督失格』初日舞台あいさつが行われ、本作のプロデューサーの庵野秀明と平野勝之監督、そして「由美香ママ」こと人気ラーメン店「野方ホープ」の小栗冨美代社長が、女優・林由美香さんの遺影と共に登壇、今は天国にいる由美香さんと共に、彼女の「最新作」の初日を祝った。

 本作はおよそ1年ほど前に完成。一足先に試写を観たマスコミ関係者などの間で、その壮絶な愛の形が早くも話題騒然。つい先立って行われた完成報告会見でも庵野が「こういったインディーズの映画が(業界最大手のシネコン)TOHOシネマズさんのご厚意と熱意で上映されることは異例なことで、一歩前進となった。これからの映画のためにもこの作品を成功させたい」と意気込みを語っていたことがあった。そんな思いもあり、この日の庵野は「ようやく公開にこぎつけて、良かったと思います」と喜びのコメント。対する平野監督も「完成してからがここまでが長かったので、今日は生まれた、というような、出産を終えたような気分です」と感無量の表情だった。

 この日はインディーズ作品が大手シネコンで初日を迎える感動の舞台あいさつ……になるはずだったが、庵野監督の「実はまだ完成品を観ていないんですよ」とポツリと発したコメントが、会場に集まった人たちの頭の中に「疑問符」を生じさせた。司会者も「それはどういう……?」と庵野のコメントの真意を把握しきれなかった様子だったが、先ほどのコメントを補足するように「観るチャンスがなかったんです。ラッシュの時点で(いい作品だと)分かったから、ちゃんとした完成品を観るのは『ヱヴァ』が終った後でいいかな」というひょうひょうとしたコメントに会場は大爆笑。平野監督も「そういえばそうですよね、今、初めて気付いた」とプロデューサーの突然の告白に驚いた様子だったが、当の庵野は「僕はもう来年の方(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』)に頭が切り替わっているんです。それが終わったら、ちゃんと観ます」とまったく意に介していないようだった。

 そんな和やかな舞台あいさつが終ろうとしたとき、会場には人気ラーメン店「野方ホープ」の生みの親であり、由美香さんの母親でもある小栗社長がサプライズ登場。「平野監督、その他のスタッフの方が一生懸命協力して、この映画を完成させてくれたことを心より感謝していますし、まことに光栄であります」とスタッフの労をねぎらう小栗社長の両手には、力強い表情で前を見据える由美香さんの遺影が。生涯で200本以上の映画に出演し、酒と映画をこよなく愛した女優・林由美香に見守られながらも、彼女の「最新作」がいよいよ公開だ。


【関連情報】

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 記事
  2. 2011年
  3. 9月
  4. 3日
  5. 『ヱヴァ』の庵野プロデュース作!映画に愛された故・林由美香さんの“最新作”『監督失格』がいよいよ初日!