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役所広司と中越典子が年の差カップル役!役所「現場では加齢臭が出ないよう気を付けました」(1/2)

役所広司と中越典子が年の差カップル役!役所「現場では加齢臭が出ないよう気を付けました」
年の差カップルを演じた役所広司と中越典子

 先月行われた第35回モントリオール世界映画祭で、審査員特別グランプリを受賞した映画『わが母の記』と連動するテレビドラマ「初秋」の製作発表会見が20日にホテルニューオータニで行われ、主演の役所広司と中越典子、原田眞人監督が出席。劇中で、中越ふんするヒロインと歳の差がありながらひかれ合う役どころを演じた役所は「現場では加齢臭が出ないよう気を付けながらやりました」と自虐ユーモアを交えたコメントをして会場を盛り上げた。

 『わが母の記』と同様井上靖の小説を原作に、原田監督と役所がタッグを組んだ本作。早くに妻を亡くし男手一つで育ててきた娘を嫁がせた後、その寂しさと葛藤(かっとう)する父親(役所)の姿を描く。原田監督は原作に独自のアレンジを加え、主人公の男がその後かつての恋人や娘の親友と再会し、不思議な幻想を見る大人のドラマに仕上げている。

 主演の役所は「井上靖さんの作品はものすごく深いものがある。その表面的には見えない、にじみ出てくるものを表現するのは難しかった」と苦労した撮影を振り返りつつ、「堅物な部分はあるけれど、娘や謎の女性への愛情深さも持っているところが主人公の魅力です」と自身が演じた主人公を分析した。そして、今回共演している中越の印象を聞かれると、「共演するのを楽しみにしていました。出身地が近いので親近感もある(笑)。役のためなら、どんなことにも飛び込んでいく女優魂があるし、繊細な芝居も伝わるものがある素晴らしい方です」と褒め称えた。

 一方、主人公が予期せぬ再会を果たすことになる謎の女を演じた中越は、役所の発言を受けて、「今の言葉、うれし過ぎて……現場で役所さんや原田監督から教えていただいたことを、これからも忘れないようにしたいです」と恐縮。そして「今回わたしが求められたのは、『自然にそこにいる』ということ。ズバズバと厳しく指導いただき、今までと役づくりへの考え方が変わるような、発見のある現場でした。(自身が演じた)ヒロインは幅の広い魅力的な女性で、演じていて気持ちのいいキャラクターでした」と今回の撮影が充実した経験になったことを笑顔で明かしていた。

 また、小津安二郎監督を研究していることで知られる原田監督は「井上靖作品の魅力というのは、読むたびに小津作品をイメージするところ。今回の原作を読んだときも、そうだった。描かれている年の差の恋愛関係は、よくよく考えると、加藤茶さんのように(笑)、今改めて脚光を浴びている。高齢者のラブライフが充実してきている、今の時代とつながっていますよね。原作とはヒロイン像をまったく変えて、京都を舞台に、古い器に新しい命を盛り込むようなラブロマンスにしようとしました」と作品のテーマについて語っていた。


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