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是枝裕和監督『奇跡』がコンペ部門で優秀脚本賞を受賞!壇上でまえだまえだに感謝!-第59回サンセバスチャン国際映画祭

是枝裕和監督『奇跡』がコンペ部門で優秀脚本賞を受賞!壇上でまえだまえだに感謝!-第59回サンセバスチャン国際映画祭
トロフィーをかかげる是枝裕和監督-第59回サンセバスチャン国際映画祭 - Photo:Harumi Nakayamna

 スペインで開催されていた第59回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門の審査結果が現地時間24日に発表され、映画『奇跡』の是枝裕和監督が優秀脚本賞を受賞した。是枝監督は『ワンダフルライフ』で同映画祭国際批評家連盟賞、『歩いても歩いても』で脚本家協会賞を受賞したことはあるが、本賞での受賞は4度目の参加にして初めてとなる。

 審査員一人、ノルウェーのベント・ハーメル監督から記念のトロフィーを受け取った是枝監督は「授賞式に備えてネクタイは用意したんですけど、靴を忘れました」とスニーカーを見つめると、観客からドッと笑いが起こった。続けて、「日本にいる(出演者の)子どもたちと喜びを分かち合いたい。大好きな映画祭なので、これで卒業ではなく、また呼んで下さい」と挨拶すると、会場から大きな拍手が沸いた。

 『奇跡』は下馬評が高く、記者たちの間では「今度こそゴールデン・シェル賞(最高賞)だ!」」と賞を期待する声が大きかった。授賞式後に行われた受賞者会見でも、是枝監督が会見場入りするやヤンヤの喝采。「You are the Best!(あなたこそベストだ!)」と掛け声をかける記者もいたほどだ。

 是枝監督は喜びを噛み締めながら「正直、脚本賞はうれしいです。でも、全部僕が脚本を書いたワケではないので、(トロフィーの上部を指さしながら)コレくらいは子どもたちが書いています」と説明し、主演の前田航基・前田旺志郎兄弟らを思いやった。

 また『奇跡』は、カトリックメディア協議会が主催するシグニス賞も受賞した。(取材・文:中山治美)

 ほか、受賞結果は以下の通り。

【ゴールデン・シェル賞(優秀作品賞)】
『ザ・ダブル・ステップス(英題)/ THE DUBLE STEPS』(スペイン・スイス)
イサキ・ラクエスタ監督

【特別審査員賞】
『ル・スカイラブ(原題)/ LE SKYLAB』(フランス)
ジュリー・デルピー監督

【シルバー・シェル賞(優秀監督賞)】
フィリッポス・ツィトス監督
『アンフェアー・ワールド(英題)/ UNFAIR WORLD』(ギリシャ)

【シルバー・シェル賞(優秀女優賞)】
マリア・レオン
『ザ・スリーピング・ボイス(英題)/ THE SLEEPING VOICE』(スペイン)

【シルバー・シェル賞(優秀男優賞)】
アントニス・カフェゾポウロス
『アンフェアー・ワールド(英題)/UNFAIR WORLD』(ギリシャ)

【優秀撮影賞】
ウルフ・ブラントース
『ハッピー・エンド(原題)/ HAPPY END』(スウェーデン)


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