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仲里依紗、ド派手ファッションで登場!「元気のない日本を元気づけたい!」

第24回東京国際映画祭

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個性的な仲里依紗
個性的な仲里依紗

 現在開催中の第24回東京国際映画祭で27日、特別招待作品『ハラがコレなんで』上映前に舞台あいさつが行われ、臨月の妊婦を演じた仲里依紗が彩り豊かな衣装で登場し、会場を魅了した。また、中村蒼石橋凌石井裕也監督も出席した。

映画『ハラがコレなんで』写真ギャラリー

 この日の仲は、東京国際映画祭らしい(!?)、緑の衣装に、ピンクのストッキングという個性的なファッションで登場。海外からの観客も混じった客席に向かって「こんなにもたくさんの方に観ていただけて、とてもうれしいです。今日は海外の方もいらっしゃるということですし、東京国際映画祭には『国際』がついているから、世界の方に観ていただける映画だと思っています。また、この映画を観て、元気がない日本が元気に、プラスになってほしい」とあいさつ。本作のクランクアップの数日後に震災が起こったこともあって、日本を元気にしたいという思いはひときわ強いようだった。

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 この世で一番大事なことは「粋」に生きること。そしてなくしてはいけないものとして「義理人情」を掲げる主人公の光子を演じた仲は、「彼女はとても魅力的。やはり日本人として尊敬したい女性の代表だと思います。中でも一番粋だなと思ったのは、妊婦さんという不安定な時期でとてもつらいのに、それを周りに見せないところですね。妊婦らしくない妊婦。そこが粋だな」と光子の魅力を語る仲。そんな光子について石井監督は「自分が一生経験できないからこそ、描く面白さがあると思った。母性や、人間としてのたくましさは今回のキャラクターに必要だと思ったので、今回は妊婦にしたんです」と主人公を妊婦にした理由を明かした。

 本作で描かれる義理、人情といった日本人の美徳について中村は「今はすごく便利な世界になって、それはうれしいんですけども、その分、粋とか義理人情がなくなってきたんじゃないかと思います。昔ながらの義理人情をってすごいな、かっこいいなと誇りに思ってもらえたらうれしいです」とメッセージを送ると、石橋も「今、蒼くんが言ったように、日本人が美徳とする義理人情、わびさびというものは、日本人が本来持っているものだと思う。そういったことをこの若い石井監督が描いていることに感銘を受けています」と若き監督の手腕を絶賛した。

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 『ハラがコレなんで』は、臨月のヒロインが、自分のことはさておき他人のために奔走する姿を描くヒューマン・コメディー。『川の底からこんにちは』『あぜ道のダンディ』で頭角を現した石井裕也がメガホンを取り、今どきの女性が繰り広げる義理と人情をコミカルにつづっていく。(取材・文:壬生智裕)

映画『ハラがコレなんで』は11月5日より渋谷シネクイントほかにて全国公開
第24回東京国際映画祭は10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内の各劇場などで開催中

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