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清楚系美女・本仮屋ユイカ、盲目の恋をしているダメ女役で新境地!

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意外な一面も明かした本仮屋ユイカ
意外な一面も明かした本仮屋ユイカ

 来年1月に上演される舞台「パレード」で、舞台に初挑戦する女優・本仮屋ユイカが、これまでの清純派イメージとは似つかない、盲目の恋をしている役柄と自身の共通点や、ずっとあこがれていたという舞台への思いを語った。

映画『パレード』場面写真

 本舞台は、2010年に公開された映画『パレード』の舞台版。本仮屋が演じる琴美は、若手人気俳優と自称・熱愛中という設定だ。これまで映画『スウィングガールズ』『ドロップ』やNHK連続テレビ小説「ファイト」で、清純な美少女を演じてきた本仮屋。今回の役柄はイメージとかけ離れた印象だが「わたしも結構自分ワールドの中で生きている方です。『自称・熱愛中』くらいの盲目なところは自分にもある気がします」とドッキリするような発言。

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 そして普段もよく妄想にふけっているようで「例えば『あの扉に指を挟んだら痛いんだろうな』とか、『流氷の上に落ちたときは泳いで帰ってこよう』とか考えて、自分の世界に浸っていることが多いです」と意外な一面があることを明かした。しかし、さすがに異質な琴美には共感しづらい部分もあるようで「琴美ちゃんは自分の世界の中で、自分の時間軸で生きているから、何かが起きても悲しんだり心配したりしない。そこはわたしとは全然違う」と分析し、「けいこをしていく中で琴美ちゃんの生き方に近づきたいと思います」と役づくりへの意欲をのぞかせた。

 これまで映画やテレビドラマを中心に活躍してきた本仮屋にとって、今回が初めての舞台出演となる。自身のブログなどで「念願だった舞台」と公言してきたその理由について「『映画は監督のもの』といわれますが、一方で『舞台は役者のもの』と聞いたことがあります。舞台は決まった時間に幕が開いて、何があっても最後までやり通さないといけない。それって、演技をしている人が持つ特別な集中の仕方だと思うんです。その強さは自分にないものなので、経験したいと思っていました」と説明。また、観客の反応を間近で感じられることも魅力だそうで「自分が表現したことに対して、目の前で拍手をもらえる幸せを感じてみたいですね」と目を輝かせた。

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 ところで映画『パレード』で琴美を演じたのは、親友だという女優の貫地谷しほりだ。本仮屋は当然のように同作を映画館に観に行ったそうで「映画の世界観とキャスティングが素晴らしい! と思っていたら、自分が琴美を演じることになってビックリです。しーちゃん(貫地谷)がすごく役にハマっていたので、それを自分が演じ直すのは結構プレッシャーです」と苦笑しながら本音を告白。役柄について、貫地谷から特にアドバイスはもらっていないそうだが、「『頑張ってね、見に行くから』と言ってくれました」と親友から贈られたエールを振り返って笑顔を弾けさせた。

 「パレード」は都内のマンションでルームシェアをしている4人の男女のもとへ、公園で男娼(だんしょう)をしている少年がやって来て一緒に暮らすことになる。同時期に近所で連続暴行事件が起こり始め、4人がそれぞれ抱えていた問題も少しずつ明らかになり、その日々に少しずつ変化が表れていく。演出を担当するのは、映画版でもメガホンを取った行定勲監督。(肥沼和之)

舞台「パレード」は2012年1月16日から1月29日まで天王洲 銀河劇場にて上演、2月18日夜9:00にはWOWOWライブで早くも放送決定! また、映画『パレード』が1月13日夜7:50からWOWOWプライムで放送される。

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