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山田洋次監督が向き合った震災とは?そして作品が浮き彫りにする日本とは?特番ドキュメンタリーが放送決定!(1/2)

山田洋次監督が向き合った震災とは?そして作品が浮き彫りにする日本とは?特番ドキュメンタリーが放送決定!
お互いの思いを語り合う山田洋次監督と吉永小百合

 『男はつらいよ』『学校』シリーズなどで知られる山田洋次監督を特集したドキュメンタリー「ガレキに立つ黄色いハンカチ~山田洋次 被災地と向き合う~(仮)」「ハイビジョン特集『五十年の時が過ぎて』~山田洋次が描いた日本~(仮)」が来年1月に2週連続で放送される。新作のクランクイン直前に東日本大震災を目の当たりにし、被災地を回ることにした山田監督の道のりをたどったものだ。

 今年、映画監督生活50周年を迎える山田監督は、その節目の年に小津安二郎監督の『東京物語』にオマージュをささげた新作『東京家族』を制作すると発表。当初は2012年公開とされていたものの、クランクイン直前に東日本大震災が発生。その惨状を目の当たりにした山田監督は、脚本を全面的に見直した上で改めて制作に取り掛かることを決断し、製作を延期。その後、南三陸町、陸前高田市といった被災地を巡り始めた。

 1月2日にNHK総合にて放送される「ガレキに立つ黄色いハンカチ~山田洋次 被災地と向き合う~(仮)」は、山田監督が震災を向き合い、苦闘する姿を追ったドキュメンタリー。倍賞千恵子、吉永小百合といった山田監督とかかわりの深い女優たちが行ったチャリティー活動、製作延期された『東京家族』の主役・蒼井優の姿などを交えながら、山田監督の抱える葛藤(かっとう)を映し出している。中でも印象的なのは、津波ですべてを流された陸前高田市で、被災者が何もなくなった土地に黄色いハンカチを立て、復興のシンボルにしたというエピソード。もちろん、山田の代表作である『幸福の黄色いハンカチ』を踏まえてのことだが、そのことを知った山田監督はその被災者に手紙を書き、自ら黄色いハンカチの塔を贈呈しに現地に赴いたという。山田監督の作品がいかに人に生きる気力を与えているかがうかがえる。

 一方、翌週の9日、10日に放送される「ハイビジョン特集『五十年の時が過ぎて』~山田洋次が描いた日本~(仮)」は、山田作品の映像を自由に編集する許可を得た上で、山田監督がこだわり続けた日本各地の映像による現代史をつづろうというドキュメンタリー。2002年に『たそがれ清兵衛』を手掛けるまで、一貫して現代日本を舞台に作品を紡いできた山田監督の作品だからこそ可能になった試みだ。番組中、山田監督は、倍賞千恵子、吉永小百合、次回作『東京家族』の主演・蒼井優と共に東京の下町や東北といった舞台になった土地を巡り、自身の言葉で、映画を通して何を描こうとしたのかと語っている。


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