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本職の声優が天才子役・濱田龍臣の演技に引っ張られた!? 本人は「アニメが先に見られてうれしい」とかわいくコメント!

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まだまだ11歳!これからの成長に期待したい濱田龍臣
まだまだ11歳!これからの成長に期待したい濱田龍臣

 映画『20世紀少年』の原作者・浦沢直樹が初のキャラクター原案を担当した日中合作アニメーション映画『チベット犬物語~金色のドージェ~』の試写会が東京のシネマート六本木で行われ、主人公テンジンの声を演じた人気子役の濱田龍臣と、中国版でテンジンを演じた声優、劉セイラが舞台挨拶に出席した。

映画『チベット犬物語~金色のドージェ~』写真ギャラリー

 『サマーウォーズ』などを手掛け、世界的な評価を得るアニメスタジオのマッドハウスと中国最大の映画会社・中国電影集団がタッグを組んだことでも話題の本作。母親を亡くした少年と一匹のチベット犬の心のふれあいと成長を描いた感動作として、先立って公開された中国でも評判を呼んだ。日中初の合作アニメの主役声優という大役を務めた濱田は「すごく迫力があって、感動する作品になっていると思うので、ぜひ観ていただきたいです」と胸を張った。

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 身長はぐんぐん成長中の濱田だが、そこはまだ11歳。アフレコの楽しさについて聞かれると「アニメが先に見られてうれしい」かわいくコメント。また、主人公の相棒の大きなチベタン・マスティフ犬について「ちょっと怖いけど飼ってみたいです」とあどけなさをのぞかせた。走っているときや、馬に乗っているときの声が難しかったと語る濱田だが、その演技は、濱田の声を聞きながら中国語のアフレコをした劉が、「濱田くんの演技に似せて声をのせてしまって、劉は劉の演技でいいんだよ、と言われてしまいました」と語るほど立派なものだったという。

 本作では、美しいチベットの風景も見どころのひとつ。濱田も「チベット高原のとてもきれいな景色が見どころですので、そこに注目していただけると楽しめると思います」とおすすめ。劉も「わたしは中国の最初の上映のときに観ることができたのですが、自分の声が最初は気になっていたのに、どんどんストーリーに引き込まれて内定しまいました。大人でも泣ける作品になっていると思います」と作品の魅力をアピールした。(取材・文:浅来香)

映画『チベット犬物語~金色のドージェ~』は2012年1月7日よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

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