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森田芳光監督の通夜、松山ケンイチ、役所広司、鈴木京香ら700人が参列 木枯らしの中でしめやかにお別れ

森田芳光監督の通夜、松山ケンイチ、役所広司、鈴木京香ら700人が参列 木枯らしの中でしめやかにお別れ
ご冥福をお祈りいたします-森田芳光監督の祭壇

 23日、青山葬儀場で映画監督の森田芳光さんの通夜がしめやかに営まれ、一般客を含め、およそ700人が弔問に訪れ、森田監督との別れを偲んだ。

 12月20日午後10時15分、急性肝不全のため、61歳という若さで逝去した森田監督。1万2,000本の花の中に囲まれた祭壇には、穏やかで柔和な顔の森田監督の遺影が飾られていた。戒名は「常然院釋芳映(じょうねんいんしゃくほうえい)」だったという。

 『失楽園』でコンビを組んだ役所広司は赤くはらせた目で囲み取材の場に登場し、「早すぎますよね……。信じられない」とその死を惜しんだ。「映画にこだわってきた監督ですし、残念。日本映画界は大きな財産をなくしたと思います」とコメントすると、「監督の新作(『僕達急行 A列車で行こう』)で息子(橋本一郎)を使ってもらって。お礼を言いたかったのに」と付け加えた。

 一方、18歳のときに『キッチン』で主役に抜擢された川原亜矢子は「しばらくご無沙汰していて。お元気なときに会っておけば良かった」とあふれ出る涙をハンカチで押さえながらコメント。仕事の指針として「素直が一番大事」だと教えられたそうで、それ以来、常に心の中で「素直であることを心掛けている」ことを明かした。

 森田監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』でヒロインを務めた貫地谷しほりも号泣しながら参列。「これからもずっとついていきたいと思っていたので、言葉に表せない」と突然の死が信じられない様子。森田監督には「ゆっくり休んでください」と森田監督に語りかけたとのこと。本来なら新作のキャンペーンで一緒に行動する予定となっていたそうだが、「本当に面白い映画になったと思っています。私たちが頑張って(その面白さを)伝えたいと思います」と決意を語った。

 才気あふれる演出で、数々の名作を発表してきた森田監督だけあって、この日は多くの映画人が来場。木枯らしが吹きすさぶ中、弔問者たちは感謝の気持ちとお別れを告げていた。(取材・文:壬生智裕)

 この日の主な参列者:堤幸彦、八千草薫、塚地武雅、佐々木蔵之介、松山ケンイチ、行定勲、秋吉久美子、篠原哲雄、役所広司、鈴木京香、堺雅人、小池栄子、伊東美咲、滝田洋二郎、宮川一朗太、根岸吉太郎、筒井ともみ、川原亜矢子、深津絵里、ピエール瀧、松居一代、高田文夫、石田ゆり子、小林薫、渡辺真知子、太田光代、木村佳乃、佐藤浩市、小澤征悦、貫地谷しほり


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