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映画『クラッシュ』のポール・ハギス、利益分配をめぐる訴訟でプロデューサーに勝訴

映画『クラッシュ』のポール・ハギス、利益分配をめぐる訴訟でプロデューサーに勝訴
ポール・ハギス監督 - Phillip Chin / Getty Images

 2006年のアカデミー賞で作品賞を受賞した映画『クラッシュ』で、脚本を担当したポール・ハギスと俳優のブレンダン・フレイザーらが利益の分配をめぐってプロデューサーのボブ・ヤーリ氏に対して起こしていた訴訟に勝訴し、ヤーリ氏に賠償金の支払いが命じられた。

 英BBCによると、ハギスは映画の利益の分配について交わした合意に違反しているとして2007年にヤーリ氏に対して訴えを起こしていた。高等裁判所は、ヤーリ氏が映画の資金を第三者に渡したことが契約違反であり、ヤーリ氏が、ハギスやブレンダン、そのほかのプロデューサーや共同脚本家らに対しても正当な支払いをしないですむよう「契約について偽りの説明を行い、不正な経理処理を行った」として、ヤーリ氏に対して利子を含め1,200万ドル(約9億3,600万円)を支払うよう命じた。この金額がどのように分配されるのかは明らかとなっていないが、今回の判決に対してヤーリ氏の弁護士は、「この判決には、慎んで反論する」と異議を唱えている。

 ヤーリ氏をめぐっては、同じく本作の出演者であるマット・ディロンも自分が得るはずだった利益10万ドル(約780万円)以上を受け取っていないとして訴えている。(竹内エミコ)


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