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佐藤健が実写版『るろうに剣心』に懸ける思い!「ものすごくぜいたくな経験をさせていただいた」

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真剣な面持ちで撮影に臨む佐藤健
真剣な面持ちで撮影に臨む佐藤健 - (C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会

 和月伸宏の人気マンガを実写化した映画『るろうに剣心』で、主人公・緋村剣心にふんする佐藤健が、撮影の終盤にインタビューに応え、3か月にもわたった撮影を振り返った。佐藤自身、これほど撮影期間を取った映画は本作が初めてということで、思い入れも人一倍強いようだった。

映画『るろうに剣心』現場写真ギャラリー

 夏に撮影がスタートした当初は京都の暑さが印象的だと語っていたキャスト陣だったが、撮影も終盤のこの日は11月とはいえ、山奥でのロケということもあり、寒さが身にこたえる一日に。撮影開始時と比べて最も変わったことについて、佐藤は「気温ですね」と本気とも冗談ともつかないふうに答えたのも納得だ。

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 およそ3か月にわたった撮影については、体力的にきつかったに違いないが、「ものすごくぜいたくな経験をさせていただいたな、というか。普通の現場は振り返れないんですよ。やっている最中は今まで撮ったものは振り返れないで、どんどん先に、みたいな」と長丁場ならではのメリットも。

 本作では撮ったシーンのチェックだけでなく、すでに編集が終わったものも観ることができたといい、「だから毎回達成感があって、パズルのピースが一つずつ集まっていく感じです。より達成感がありますね」と語る口調からは、まだ完成してはいないものの、本作への確かな手応えが感じられた。

 人気のある原作だけに、緋村剣心という一人のキャラクターと向き合い続けたことについては「原作に忠実というよりは、僕の理想の剣心像を演じているっていう感じですね」と明かした佐藤。最後に剣心の印象を問われると、「非常によくできた人間だと思っています」と戦友をたたえるように語っていた。(編集部・福田麗)

映画『るろうに剣心』は8月25日より全国公開

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