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オランダでインディペンデント映画のレーベルから日本映画『歓待』DVDが発売

オランダでインディペンデント映画のレーベルから日本映画『歓待』DVDが発売
映画『歓待』DVDジャケット

 オランダで開催中のロッテルダム国際映画祭が発売しているDVDレーベル「タイガー・リリース」から、深田晃司監督の映画『歓待』がこのほど、発売された。日本映画のリリースは、2001年に同映画祭コンペティション部門で最高賞と国際批評家連盟賞をW受賞した古厩智之監督『まぶだち』以来、2作目となる。

 今年で41回の歴史を持つインディペンデント映画の祭典で同レーベルは、1998年に設立。映画祭出品作の中からコンペティション部門作を中心に厳選され、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク地域で発売している。無名のインディペンデント作家には、海外でさらに作品を広める力強いサポートだ。

 『歓待』は、劇団青年団・演出部に所属する深田晃司監督の長編2作目。下町で印刷会社を営む一家に流れ者の男が転がり込んできたことをきっかけに、一見、平穏だった家庭の暗部が垣間見えてくるシュールな人間ドラマ。2010年の東京国際映画祭日本映画ある視点部門で作品賞を受賞し、国内外90カ所以上の映画祭に招待された。また、第3回TAMA映画賞では最優秀新進監督賞と最優秀新進男優賞(古舘寛治)を、第33回ヨコハマ映画祭ではプロデューサー&女優の杉野希妃が最優秀新人賞を獲得するなど日本映画界に新たな光を与えている。

 ロッテルダム国際映画祭には昨年参加し、話題作を上映するスペクトラム部門での上映だったにも関わらず選ばれたのは異例だ。同レーベルのジュリエット・ヤンセンは「例年700本以上、上映される出品の中から私たちは、日本の新たな才能が作った非常に興味深い作品を選びました。それが『歓待』だったのです」とコメントしている。

 深田監督も「自分の作品が選ばれたと聞い、喜びよりも先になぜ?と面食らいました。この映画は海外で受けるかどうかは特に気にせず、むしろ自分が今住む社会への個人的な怒りに背中を押されて作ったからです。その怒りはもしかしたら自分が思っていたよりも万国共通だったのかも知れません」と喜びを噛み締めている。

映画『歓待』は紀伊國屋書店からDVD発売中


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